大学で助手の仕事をしていた時期があった。
その
契約期間があと少しになったとき
もう定年退職をされた
N名誉教授が大学へ来られた。
もうすぐ
学会が沖縄であるので
ちょっとその件で
大学に用事があり来られたそうだ。
定年退職されて
さらに
やりたいことが増え
〜もやりたいし、
〜も今手掛けていて〜と
いろんな話をされ、
で、
沖縄行く前に、
病院で、
健康診断してからにしよって、
明日、行ってくるのよ〜
なんて
笑顔でお元気そうに
話をされていたのに
健康診断いったら、
肝臓が癌に侵されていて、
そのまま即入院。
お会いしてから
１ヶ月後に亡くなられました。
訃報をきいて、
あまりに元気だったので
ほんまに
ビックリし、
嘘でしょ？？と思った。
入院されたのも
知らされていなくて、
てっきり
学会へ行かれているんだと
思っていました。
あんなに
お元気だったのに？？
この時
私、思いました。
自分のやりたい事
やりたい生き方
素直にしていこうって。
人間、
志を持っていても
いつ、突然
人生の緞帳が降りるかわからない。
しかし
終わりたくないって思っても
でも終わりがくるのだ。
だから、
与えられた時間は
ちゃんと生きなきゃダメだな。
ただ、漠然と生きるのを
やめようと誓いました。