マグロ、オオモンハタ、キス近所の方におすそ分けする事を鑑み久々に大きめの魚。マグロ1.5kg、とオオモンハタとキス。キス7匹でS$5.5、他の魚と比べて安め。下処理。切り身にするの楽しい。マグロは柵取り。キスはど定番の天ぷら。この国でこれを店で食べたら高そうだなあ。身がフワフワで美味しかった。マグロも醤油と酒で少し下味を付けて天ぷら。案外いける。旨味がそこまで強くなく、刺身だとイマイチだが、醤油、胡麻油と合わせてキムチ和えにするとなかなか美味しい。
黒猫エドガー・アラン・ポー。江戸川乱歩がペンネームの由来にした1800年代のアメリカの作家。江戸川乱歩が当て字だとは知らなかった。ジャンルとしてはホラー作家になるのか?不気味というか、怖い感じの作風。この作品は短編集だったのでサクサク呼んだけど、次から次へとよくこんな話が思いつかなと。。。最後にポーの生涯の解説があったけど、ロクでも無い奴だな、と思った。
牡蠣のトマトソースパスタ今日は祝日のためか魚市場が開いておらず、スーパーの魚もイマイチだったので、久々に牡蠣を買ってみた。小ぶりだけど鮮度が良く悪くなかったが、ちょっと身が痩せていて残念。ソースは自家製トマトソースに瓶で売られている市販のトマトソースを混ぜて作った。そこに牡蠣を加えてバジルを添えて完成。トマトソースはシンプルにトマトの味を楽しむのが良い。その方が牡蠣の味も引き立つ。バジルは自宅のベランダで栽培したもの。ちょっとだけ使いたい事が多いから、買うより育てた方が良い。
リリーのすべて最初から最後まで静かに物語が進んでいく感じ。その中で主人公と周りの人達が心理描写を絶妙に演じている。トランスジェンダーがテーマでとても繊細な心の移ろいを表情や声色でここまで演じる事が出来るのかと、昔のデンマークが舞台でとても風景も綺麗だったし、全てのレベルが高い作品だった。岩井俊二の「リリーシュシュのすべて」はタイトルが似ているが全然関係無い。何なんだろうか?
鯵たくさん貰ったいつも行く魚屋、少し遅めに行って鯵を買おうとしたところ、「今日はもう客来ないから全部持っていけ」とその場に残っていた鯵を全部くれた。全部まとめてS$10。この感じ懐かしい。リオの市場を思い出す。ひたすら処理して近所の友人にもおすそ分けして、うちではアジフライ祭り。
君の名前で僕を呼んでイタリアが舞台の映画はゴッドファーザーの絵面が素晴らし過ぎて、これを超えるものが無いかと追い求めているがこの作品もなかなか良かった。昔のイタリア北部の雰囲気が心地良かった。内容はかなりエグ味が強く、絵面と内容が妙にマッチしている作品だった。ただし、男同士の恋愛感情は分からないので、感情移入出来ずそこまで好きな作品になれなかったのが残念。
Edelweiss街中によく広告が出ていて気になっていたので、いつかは飲んでみようと思っていたEderwisse。オーストリア産でハイネケンマレーシアとアジアパシフィックなんちゃら(Singapore)が輸入元という色んな国の色んな会社の努力の末にシンガポールで飲めるビール。味わいはweissの中でもかなり甘め。悪くは無いがもう少し深みが欲しいところ。
ブラッククランズマン黒人差別、ユダヤ人差別をこれでもかと言うくらい全面的に押し出した作品。黒人は黒人で白人警察官をピッグと蔑み、ひたすら憎み合う様子が描かれている。世界の何処かではまだまだこういう事が起こっているんだろうな、と考えると久々に気分の悪い作品。たまにこういうのも観たい。
1984ジョージ・オーウェル、原作は1948年との事で大分古い。が、つい最近翻訳され直している。そのせいか洋書の日本語訳なのに割と読みやすい。内容は全体主義に抗う感じの作品。ナチスドイツやソビエト共産党の頃の作品なので最近のポップな作品には無い重さがある。一方で現代のインターネット社会に通ずる部分も多く、読んでいてゾッとする場面も多々あり、これが1948年に書かれたのかと思うと不思議な感じ。