今日は毎月定例の目黒での定例用事の後、いつもとは逆方向の六本木にでた。
六本木一丁目からはかなり歩くことになってしまったが、東京ミッドタウンの『サントリー美術館』で開催されている「大英博物館 北斎展」に行った。
北斎というと誰もが富嶽三十六景などの浮世絵を思い出すが、多くの肉筆画もある。
日本だけで無く印象派の画家達やフランスのジャポニズムに影響を与えたが、イギリスにも多くのコレクターがいて、大英博物館がそれらから入手した作品を多数収蔵しており、今回貴重な優品が紹介されている。
撮影OKの「為朝図」
源為朝が訪れた島の住民と力比べをして、自らの怪力を誇る場面
これも撮影OK 「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
遠近法で波の合間から富士を覗き見るような構図で、シリーズの中で特に人気が高く、およそ8千枚も摺られたと考えられている。