三笠は大日本帝国海軍の戦艦で、日露戦争中、東郷平八郎司令長官が指揮した連合艦隊の旗艦で、明治38年5月27日の日本海海戦において、ロシアのバルチック艦隊を対馬沖で撃滅して大勝利をあげ、日本の独立と安全を確保した。
大正15年に栄光の歴史を持つ三笠を記念艦として保存することになり、舳先を皇居に向けてこの地に据えられた。
昭和20年の敗戦でソ連の要求で解体されそうになり、アメリカによって免れたが、ダンスホールや水族館になってしまった。
その後復元保存運動がおこり、アメリカ軍が撤去したものが返還されたが、誰かが持ち去ったものは返還されずレプリカとなっている。