葵祭は毎年5月15日に行なわれ、子供から大人まで平安時代の王朝貴族の装束を身につけた総勢500名、馬36頭、牛4頭、牛車2基の行列が、午前10時半に京都御所を出発し、下鴨神社、上賀茂神社へと向かう。
その行列の長さは1kmになる。
起源は京都が都になる前の6世紀の頃、悪天候のために凶作が続き、これが加茂の神のたたりだということで、馬に鈴をつけて走らせ祭礼を行なったところ、天候が回復し豊作になったという。
この祭礼が姿を変えて現代の葵祭となっている。
京都御苑の有料観覧席の後ろで観ていたが、行列が通り過ぎて御所の建礼門を観ながら河原町通に出たところで、また行列の最後尾に出会うことができた。