島原城 『島原城』は、松倉重政が1618年に築城を開始し、4~7年の歳月を経て完成した。 五重塔のような一階から規則的に逓減する五層の天守を中心に、三基の三重櫓が建ち、外郭は4キロに渡って矢狭間を持つ練塀で取り囲まれていた。 その後の島原の乱では一揆軍の猛攻をしのぎ、島原大変、地震と大津波にも耐えた。 しかし明治の廃城で解体され、民間に払い下げられてしまった。 石垣と堀のみが現存のもので、その他は復元されたものである。 平戸と島原はかなり離れているが、なんと同じ長崎県だというのには驚いた。