興福寺① まずは今回のメインの目的である興福寺へ。 今年が南円堂創建1200年記念ということで、南円堂・北円堂が特別に同時公開されている。(6/2まで) 南円堂には運慶の父、康慶が造像した「不空羂索(ふくうけんさく)観音菩薩坐像」が、北円堂には運慶が造像した「弥勒如来坐像」「無著・世親菩薩立像」が安置されている。 不空羂索とは、手に持つ羂索(=網)で人々の願いを空しいものにしないという誓願をもっていて、吸い込まれる迫力があってすばらしかった。