大分府内城 今回の旅の最終日、大分市の『府内城』に行った。 府内城は、1597年福原直高によって城郭建築が開始され、その後1602年から竹中重利によって改修が行なわれた。 大分川と住吉川にはさまれ、北方は海に面している縄張りで、本丸、二の丸、山里丸、北の丸が梯郭式に配置されていた。 1743年大火により天守ほか多くの建物は焼失し、明治維新後に残っていた櫓なども戦災で失われ、現在は人質櫓と宗門櫓のみが残っている。 戦後、西の丸西南隅櫓や廊下橋などが再建された。