山中城 目的は三島市にある『山中城』跡に行くことであった。 『山中城』は、1560年代に後北条氏が築城したものである。 その後豊臣秀吉の小田原攻めに備えて改修、増築を行なったが間に合わず、未完成のまま豊臣軍の猛烈な攻撃を受けて、わずか半日で落城してしまった。 戦後、城は廃止された。 発掘調査により、「障子堀」(障子のさんのように見える)の実態が明らかになる。 400年前の遺構がそのまま復元されている珍しい山城である。 天守や櫓などは復元されていないが、自然の地形を巧みに取り入れた美しい山城である。