Onslaught / In Search of Sanity (1989/08/22)

Onslaught / In Search of Sanity (1989/08/22)
メタル界屈指の美声の持ち主、Steve Grimmett が在籍していた頃のアルバムです。
Onslaught と言うと初期は割とパンキッシュ寄りなバンドだったのですが、ある日突然メロディアスでスラッシーな系統に転換して行き、とどめに Steve Grimmett が加入して、かなり初期とは趣の違ったものになりました。
ザクザクと刻むリフに Steve Grimmett の力強い咆哮!!
Steve Grimmett 自体が非常にメタル向きな声質もあってか、スラッシュと言うよりも、パワーメタルに近い趣のアルバムとなっています。キレの良い演奏に、伸びやかなハイトーンを持つ Steve Grimmett の声が乗っかって、アグレッシブ且つタイトで、疲れないアルバムに仕上がっています。
正直なところ、 Steve Grimmett の声が Onslaught にこんなに合うとは思いませんでした。曲がちょっと長いかな…という面もありますが、そこを余裕でカバーできる位に曲自体が良いです。
Onslaught のオフィシャルサイトはこちら
収録曲は…

Onslaught / In Search of Sanity (1989/08/22)
01. Asylum (05:17)
02. In Search of Sanity (07:23)
03. Shellshock (06:46)
04. Lightning War (06:56)
05. Let There Be Rock (04:04)
06. Blood Upon the Ice (08:21)
07. Welcome to Dying (12:41)
08. Powerplay (06:25)
09. Confused (01:57)
となっております。
01がかなりの長さの前フリで冗長過ぎるし、正直このアルバムには必要無いと個人的に思っていますが、02のタイトルトラック以降はかなり満足できる良盤で、兎も角、Steve Grimmett の Vo が非常に良い事は確かです。
Grim Reaper の時代のやや不安定な部分も無くなり、メタル然とした声質もあって、絶品と言っていい位の歌声です。
なんだか、Onslaught というより、半ば Steve Grimmett のレビューみたいですが、もっともっと評価されても良いと思います、Steve Grimmett は。確かに見た目とかの問題が時折出たりしていますが、良く見ると愛嬌のある顔で良いんじゃないかなと。(笑
余談ですが、Steve Grimmett の妻子はカワイイらしいです。
で、Steve 曰く「俺の子、俺に似てカワイイだろ」だそうなんです。
ゴメン、そこは何だか同意できないよ。(笑
ってな訳で、リマスター盤が再販されたようですし、聴いて後悔する事は多分無い…と思います。
Onslaught / In Search of Sanity
Riot / Thundersteel (1988/6/29)

Riot / Thundersteel (1988/6/29)
エエです。これは。
Mark Reale がヅラであるとか色んな噂(なのか?)が流れているバンドですが、このアルバムはエエです。
Guy Speranza → Rhett Forrester → Tony Moore といった流れで、このアルバムから Vo が変わった事もあり、当時は新生 RIOT とよく言われていたのですが、前作の BORN IN AMERICA から4年、何があったか判りませんが、かなりの変わりように驚いたものです。でも肝心のメロディはキチンとやってくれてますと。ええ。
また、Tony Moore の Vo も素晴らしく、スピード感あふれるハイトーンで力強く歌い上げたかと思うと、泣きのバラードでは哀愁たっぷりに聴かせたりと力のある Vo です。力強い Vo を支える Bobby Jarzombek のバカテク Dr も実は密かな聴きどころで、本当、上手いです。
RIOTのBioはここのあたりで。
収録曲は…

Riot / Thundersteel (1988/6/29)
01. Thundersteel (03:49)
02. Fight or Fall (04:24)
03. Sign of the Crimson Storm (04:39)
04. Flight of the Warrior (04:17)
05. On Wings of Eagles (05:41)
06. Johnny's Back (05:32)
07. Bloodstreets (04:38)
08. Run for Your Life (04:08)
09. Buried Alive (Tell Tale Heart) (08:54)
となっておりますが、中でも01の Thundersteel は必聴!!
これが気に入らないのなら、RIOT は多分受け付けない人だ…という位にこのアルバムと RIOT というバンドを象徴するような曲です。この1曲の為にアルバム買った人が自分のまわりにも数人いたりします。メタルのカッコよさが存分に詰まった、RIOT が放つ乾坤一擲の曲です。
そこからですよ、最後までガーっと捨て曲無しのアルバムなんですよ。これ。
上のアルバムのリンク先の Amazon から試聴できますので、聴いた事ない人は是非!!
ジャケットの見た目についてはよく言われがちですが、このバンドは伝統的に良いジャケットが無いです。(笑
正直、これだけ素晴らしい内容のアルバムなのに、ジャケットで買わない人がいたとしたら非常に勿体無い事で…。で、RIOT はアメリカのバンドなんですが、どちらかというとヨーロッパ系の哀愁に満ちた所謂泣きのメロディや劇的な展開があるバンドですので、日本やヨーロッパの方で人気があり、日本語でカバーされた曲もある位です。(ROCK CITY に収録されている名曲 Warrior をバイバイボーイという謎の歌に変換してしまっている訳なんですが。)
バンド自体の持つ力は作曲・演奏共にかなりのものですが、定着しないメンバー、マネジメントの問題などの、音楽に直接関係がない問題が多く、なんか器用貧乏的なバンドというイメージがついてまわります。Tony Moore より前の2人の Vo も既にお亡くなりになっていたりとか、バンドとして波乱万丈だったり損をしている部分も多いのかも知れませんが、ずっと応援したいな、と思わせる数少ないバンドの一つです。
追記:
2012年1月26日にバンドのリーダーである Mark Reale がお亡くなりになりました。
享年56歳・・・なんて事だ。
Riot / Thundersteel
LOUDNESS / THUNDER IN THE EAST (1985/01/21)

LOUDNESS / THUNDER IN THE EAST (1985/01/21)
このアルバムは、自分がHR/HMを聴き始めるきっかけとなったアルバムです。
このアルバムを聞くまでは、普通の平凡な小学生だったんですが、そのピュア(自分で言うか)なハートを鷲掴みしちゃった訳ですね。ある意味、その後の人生曲がっちゃいました。(笑
無論、小学生だった当時、英詞の内容を評価出来る訳も無く、ただカッコいいという所で惹かれちゃったんだと思います。それでまぁ、現在でも好きなアルバムです。
LOUDNESSのBioはこのあたりを見て頂ければと。
で、手前味噌になりましたが、アルバムの内容なんですが、それまでのややブリティッシュ系の作りから、ガチでアメリカをターゲットにした作りになっている為、一部では評判の悪い部分があるアルバムなんですが、HR/HMの入門としてもお薦めできる位、全体的なクオリティも高く、どこか日本の心といいますか、琴線に触れる所はしっかりと残っていますので、聴き易いのではないかと思います。
プロデューサは、あのMax Normanなんですが、Max Normanの影響はかなり色濃い感じで、俺色に染まりやがれとばかりに、がっちりとしたアメリカンサウンドを創りあげています。それが功を奏したのか、Billboardで19週連続チャートイン(最高74位)まで登りつめ、日本のHR/HM系のアルバムとしては記念碑的なものになりました。曲もさることながら、安定したプレイについても高い評価を得られていると思います。
特に高崎晃のプレイは安定感抜群で、難易度の高いフレーズを正確に弾き倒しています。こと、タッピングのテクニックの評価は高く、多くのギターキッズの注目の的ともなっていました。ギターが普通にカッコいいという、HR/HM系については割と当然の事が高いレベルで昇華されています。
収録曲は通常版であれば、

LOUDNESS / THUNDER IN THE EAST (1985/01/21)
01. CRAZY NIGHTS
02. LIKE HELL
03. HEAVY CHAINS
04. GET AWAY
05. WE COULD BE TOGETHER
06. RUN FOR YOUR LIFE
07. CLOCKWORK TOY
08. NO WAY OUT
09. THE LINES ARE DOWN
10. NEVER CHANGE YOUR MIND
以上となっておりますが、限定の紙ジャケ仕様のアルバムには、
11. GOTTA FIGHT
12. ODIN
が追加されています。ちょっとお得。
個人的には02辺りがツボ。リフも良く、緊迫感のあるソロがかなり良い感じの曲です。あと、01、03、06、07、09、10と佳曲揃いです。01なんかは結構有名なんですが、骨太でストレート、且つわかり易い普通にいい曲です。
というか、全体的に非常に纏りが良いアルバムなんですよ。
今聞くと古いと思われる方もいる(実際に言われた事もあります)とは思いますが、個人的にはリフなんかもLOUDNESSらしさというか最近のバンドにない個性があるので、そんなに気にならないんですが…。(笑
M.Z.A! M.Z.A!
LOUDNESS / LIKE HELL
