2日目の目標は40cmオーバーの尾長を釣ること
朝のうち沖に向かって潮がどんどん流れていく、
潮とは逆方向の強風だが、底潮をとらえると沖に向かって、進んでいく。
G2のウキを過負荷重にして、ウキを沈め気味にして流した。
ウキが落ち着くとこが無く、どんどん糸がでていくが、アタリはない。
何度か筋を変えて、流したが、とらえられない。
 
そのうち風も波もひどくなり、G2では太刀打ちできなくなったので、BB/Bなど使用したり四苦八苦したが、
魚信をとらえられない。。
表層はエサ取りがいるようで、アタリ無くエサをとられる。
 
イメージ 1
そのうち、沖側の波が這い上がってきたため、地方よりに移動を余儀なくされた。
先端から出ていたサラシも大きくなり、沖にウキを流すことも困難となり、
尾長をあきらめ、口太にシフトした。
 
そして多分ボラと思われる魚が撒き餌に反応し初めた。
ノーフィッシュが続き、下げ潮に代わり始めていたため、潮も不明瞭。
なんとか事態の打開をする必要があったため、
この磯の裏側に釣り座を移動することを決意した。
 
12時ころをめどに地方向きに釣り座を移動。残り、約2-3時間だ。
釣り座を替わった時には下げ潮に代わっていた。
 
イメージ 2
 
釣り座は左に沖に向かう水道が走っている。
しかし、左からの強風により、波が岩を飛び越えてくるので、
風の影響を受けない場所に釣り座を確保。
 
足元からもサラシが出ていたので、撒き餌を足元に。
 
少しすると左に撒き餌は流れた。
撒き餌が左に折れるあたりにウキを投入。
水道を左に向けてウキはゆっくりと流れていく。
 
イメージ 3
 
ちょっとした岩の前あたりで、ウキに反応が出た。
魚らしい反応。
ウキが消し込まれた。
合わせる。
引きが強い。口太か?と思いながらやり取りをするが、あまり走らない。
しかし、引きは強い。こいつは何だ。
 
と手前によってきたのは銀色をしている。まさかチヌ!?
以前松田さんの書物で、五島のチヌは引くと書いてあったことを思い出した。
佐渡のチヌとは比べ物にならない強烈な引き。
海面近くに来てもあきらめない根性。
チヌにしては強烈な引。
 
五島チヌ恐るべし。上がってきたのは42-3cm。
もっと大型であればどんなに引くことだろう。
 
イメージ 4
 
なんとか丸坊主は無くなったが、チヌを釣りに来たわけではない。
グレを何とか釣りたい一心で、再度振込。
ウキが消し込む合わせる。が、
 
ダイワ競技LBのレバーを握ってもが逆転が止まらない。
 
左手で、スプールを抑え、やり取りする。
レバーブレーキの故障が発生。
何とか取り込むことが出来たのは先ほどのチヌより小型のチヌ36-7cmクラスだ。
 
イメージ 5
 
レバーブレーキの故障はショックだ!!
これでは大型がかかっては、とれる自信がない。
レバーブレーキはいざというときの武器。
しょうがないので、レバーブレーキをOFFのまま使用することにした。
スプールには1.75の道糸。ハリスも同様。ドラグはついていない。
不安を抱え、振り込む。
 
そして、ウキが消し込んだ。
 
今日は食い渋っていないようだ。
やり取りの際、癖でどうしてもレバーを握ってしまい
主導権を魚に取られたが、
何とか上がったのは先ほどのチヌと同じくらいの口太。
 
イメージ 6
 
そしてさらにウキをひったくるあたりが、
かなり元気がいいが、チヌのようにのんびりしていない。
動きが早い
 
口太なのか。
 
リールトラブルで、苦労して、あげて、確認すると
なんと尾長ではないか。
嬉しい1匹となった。
 
イメージ 7
 
その後、撤収の時間が迫る中、再度尾長をとるべく、数投したのち、
先ほどアタリより、強烈にひったくっていくアタリが!
 
合わせて、やり取りするとかなりの重量感が伝わる。
これは40オーバーのの尾長だろうとやり取り開始、
しかし、ななんとフッと魚が外れた感触に代わる。
 
一瞬頭をよぎる。
あーこれが、ハリス切れなのか!???
 
悔しい。すぐにもう1回だとハリスを手繰り寄せると針は残っている。
きちんとフッキング出来ていなかったのだ。
痛恨だ。
 
針は競技グレの6号を使用していたが、
後で、福島の釣友に聞いたところ尾長は大きい針を使うんだよとのこと
確かに呑み込まれたんでは切られるからね。
悔しい!
 
その後納竿まで、時間もなく、何度か今一度と振り込んだが、エサが残ってくる。
 
14:45 五島釣行は終了した。
 
尾長と思われる感触を残して。
またリベンジしなければ。
 
イメージ 8
 
次回に続く