昨日、6月11日日曜日、小雨の中御茶ノ水へ。 

山の上ホテルで件(くだん)の会の第十七回「みなづき賞」贈呈式・祝賀会の中で件の同人であり藍生主宰だった黒田杏子氏の追悼式が行われた。ご主人の黒田勝雄様の挨拶や件のメンバーからもお話があった。横澤放川様の司会の下、笛吹市「俳句の里境川、飯田龍太を語る会」で『山麓』三代の恵みとして講演されたものこ一部の肉声や龍太二十句の手書きのコピーも配られた。山麓の飯田秀實氏からもお話を聞くことができた。





白いカーネーションを並んで献花させていただいた。

涙が止まらなくなって周りの方にご迷惑をおかけした。杏子氏と母、岡田史乃はイタリアから文学交流のため招致されて(他に現、現代俳句協会長の中村和弘氏)ともに渡航した仲である。そのため、私も初学の頃から『プールの底』刊行時にも大変お世話になった。

コロナ禍では、父の『岡田隆彦全詩集』を自ら購入されて都度わたしにお電話くださったことも懐かしい。

兜太氏が他界された時の催しをはじめとして、総合誌の会など様々な機会にお顔を見ることがあり、お元気でそれらに参加されていた頃は必ず呼ばれて色々なお話をさせて頂いた。


本当に色々な方々に愛されていたのだなとわかった。


みなづき賞では俳句甲子園実行委員会が受賞されて細谷喨々氏ご提供の山形の枝付きさくらんぼや件同人たちの豪華な手書きの和紙の色紙が石川紀男氏に贈呈された。


この日が他の行事や仕事と重なって来られなかった件同人の方もいて残念だったが、流れるような司会の下スムーズに会は懇親会へ。

現俳、俳人協会半々という同人の影響からか会場には普段総合誌の祝賀会でお目にかかれない方々とも交流ができた。出席者名簿でお名前を見てもお顔がわからずご挨拶しそびれた方もいたことをここにお詫びする。

石川紀男氏

目下糖質制限仲なので謎に近いところ(立食だったので)からオードブルばかり。星野高士氏の愛娘さんである渋谷区の議員さん愛さんと親睦を深めたり、いつもの「くぢら」主宰や編集長とも楽しい時間を過ごすことができた。

今年はこういう集まりが増えていくと思うが、長女の子どもたちが様々な検査では陰性の高熱の続く風邪に罹患している。

マスクを無理にやめることなく、人それぞれの対処で人混みを避けて過ごしたい。

  句会のお知らせ

6月17日(土)13時 六本木句会 久國神社谷箪会館

  28日(水)13時半 志木カルチャー AEON新座


カルチャーはまだまだ空きがあります。

以下にお問合せください。

0120 147 611