昨年秋から秩父を巡っていながら、初めて長瀞ライン下りを体験してきました。秩父道場では養浩亭から足を伸ばした岩畳から見えていた船にやっと乗れました。
まずは大黒屋で腹ごしらえ。胡桃ダレ蕎麦を。
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この日は天気も水量も丁度良く、そして思っていたよりも余り怖くありませんでした。
でも舳先の右側の方はびしょ濡れに。
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昔は下った船を引っ張って上流に戻していたとのことです。冬には炬燵舟になるとか。
船頭のお兄さんが爽やかでした。
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下船してから長瀞の街中を散策。味噌ポテトも食べました。
そこから8月はお休みだった上長瀞の水のほとりというカフェに。下には川が流れていて鳥の声も虫の声も。店の女主人の愛猫と茹でてくださった山栗とでまったりした時間を過ごしました。
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お店の中の調度品もお洒落で、厳しい冬を越すゴルフもプロ並みという女主人は自ら竹も刈ったりなさるとのことでスリム。見習わなくては。
そこから友人宅に行く途中に、金子兜太先生の98歳のお誕生日のイベントもされた皆野のヤマブ味噌蔵に行ってみました。
少し迷いながら到着。
新井武平商店の敷地内にあり、丁度新井社長がいらっしゃってお茶をいただきながら色々な話をお聞きすることができました。
敷地内には金子兜太先生、伊昔紅先生の句碑も。
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見た目もとても若い新井社長は70歳になられるまでずっと金子兜太先生の句碑を次々作られ、様々な文化的なイベントも無償で助力されてきたとのことです。イベント会場の横の味噌蔵では教師を引退された方々の展覧会が催されていて中は見られませんでしたが、とても素敵なところでした。
帰る頃には、すっかり日も暮れて、夕焼けが次第に秩父の人々と心が通ってきた温かさを包んでくれているようでした。
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爽やかや若き船頭の二頭筋                        麻乃