秩父夜祭に行きました。初めての参加でどれくらい混んでいるのか寒いのかなど緊張しつつ、とても充実して中身の濃い二日間を過ごせました。
同行の友人はこの土地の生まれで、同級生が経営する酒屋さんに寄ったり屋台で威勢の良いおじさん←テルマエロマエにちょい出演したらしい、のキャベツが半端ない広島焼きを買ったりしている内に次々と花火が。(7000発)
3日の土曜にまず所沢駅構内のカフェで三人で待ち合わせて西武秩父駅へ行きました。そこで待っていてくれた友人の車で先日も訪れたインドカレーのズベールに。魅力的な女店主が温かくもてなしてくださり、そこから宿となる白砂荘へ。荷物を置いてから、通行制限があるためズベールに車を停めさせて頂いてから徒歩で和銅黒谷駅に。
招木古墳や枯芒のある川も楽しみながら歩きました。
ここから通勤ラッシュのような寿司詰め状態で秩父駅に行きました。二日間で38万人もの人出だったそうです。
更に友人と合流して、まだ夜祭開始には間があるので神社やお旅所を事前見学。
同行の友人はこの土地の生まれで、同級生が経営する酒屋さんに寄ったり屋台で威勢の良いおじさん←テルマエロマエにちょい出演したらしい、のキャベツが半端ない広島焼きを買ったりしている内に次々と花火が。(7000発)
そこで私達一行は、その友人のお友達の広い素敵なお家を訪問。花火があがる度に地響きのするほど間近で花火を堪能できました。
帰りを案じて早めに失礼をして秩父駅から再び和銅黒谷に秩父鉄道に乗ろうとしたら先の信号まで待つ人の列が。
どうにか電車に乗って和銅黒谷駅からライトを灯しつつ暗い秩父路を通りズベール経由で宿である白砂荘へ。その晩は遅くまで句作に励み、明け方眠りにつきました。翌朝は少し遅く起きて白砂荘自慢のお蕎麦も朝食につけてもらって出発。
最初に迎えに来てくれた友人の車に再び乗って龍勢会館へ。お菓子や名物のしゃくし菜漬など購入。
そこから2日目の待ち合わせのじはさんセンターで昨日のもう一人の友人と落ち合い、山車を奉納する場面や2日目の舞台の舞を見学することができました。
見る聞く喋るの猿や繋ぎ龍(絵馬を購入)、子育て虎、梟などの神様の建造物した後はじはさんセンターで買い物をして昼食。秩父まつり会館で、一部しか見られなかったお祭りの全容を映画とオブジェクションマッピングで知ることができて感動。伝統を紡ぐということは沢山の人々の努力の上にあるのだと気づかされて涙が。
その感動を胸に、場所を移してミニ句会でき、身も心も充実した二日間でした。
秩父まつり会館
以下、わたしなりの秩父夜祭のまとめ
和銅でも栄えた知知夫国(秩父)は、古くから朝廷と深い関係があり、秩父氏の祖先である平良文によって妙見菩薩の合祀から妙見宮秩父神社となったのが秩父祭の中心の秩父神社の始まりです。
のちに秩父銘仙で有名となる養蚕で栄えた秩父がお蚕祭りとして霜月に始めたのが秩父祭となります。
秩父神社にまつる妙見菩薩さまと武甲山に住む龍神さまとが年に一度、十二月三日に、お旅所で逢い引きをする景を秩父神社からそれぞれの町を代表する特徴ある山車をお囃子太鼓の中、お旅所の坂上まで次々と曳きあげていく力強い祭りです。
一方で有名な伝説もあります。武甲山の男神(蛇神・蔵王権現)には諏訪神社の八坂刀売命という正妻がいますが、その正妻に許可を得て、男神が秩父神社の女神(妙見菩薩)が年に一度の逢瀬を叶える様子を体現しているとも言われています。 wikiなどから抜粋