皆さんご無沙汰してしまいました。usjに行ってから再び奥吉野の吟行旅行に行き、その間とそれ以降も二週間後に迫った新築戸建への引っ越し準備をしています。
娘たちが大きくなっての家族四人だと荷物が増えて、それだけでなく、マンションを売却して戸建を購入する事に伴う諸手続きの多いことに辟易しています。
気を取り直し、吟行旅行の日記を。午前3時に家人を起こしてから寝ている私は朝が超苦手なので、得意な夜型を生かして夜行バスで早朝の京都に。夜行バスでは長女くらいの娘さんと仲良くなりました。元気かなぁ。
京都でモーニングを摂りながら、芦屋からの友人を待ってタクシーで東寺に。とんぼ返りでも楽しかったです。
そして大和八木経由で榛原の集合場所に。そこからマイクロバスで吉野に出発。
紙漉きの工房や国栖奏の舞台となったところ、丹生川上神社やダムなど地元の方に案内して頂いてから「杉の湯」へ。
ご飯も細やかなメニューが美味しくて、宿も綺麗で感激しました。お部屋から大滝ダムが見えました。
あちこち行っているように思える私ですが、女友達との旅は二年前の長崎旅行以来で、岡山墓参は基本一人。今年は先月、次女同行で行きましたが。
俳句同人誌「ににん」の吟行旅行に参加したのも初めてで、岩淵喜代子先生と同じ景色を見て同じものを食べて句会が出来た至福の時でした。
翌日、吉野葛の直売をしている宇陀町の薬草園で何度も訪れている岩淵喜代子先生達と別れて、地元の会員の方の車で念願の原石鼎旧居「石鼎庵」行くことができました。
吉野を愛してやまない人が多いのが頷けるほど素敵なところでした。ただ、簡単には再訪できそうもない山奥です。
急な戸建購入と引っ越しで気持ちが忙しくなっていましたが、思い切って旅に参加したことで気持ちにゆとりが生まれました。
松山や高松に旅をした時も感動しましたが、東吉野や宇陀市など近畿地方の素晴らしさはまた格別でした。
先祖が岡山のせいか関西以南にとても惹かれるようで、友人になってから出身地を聞くと関西方面である事がとても多いです。
結婚前に勤めていた会社も本社が大阪で、広報部として出張した時も本社の仲間に越してきたらと言われるほど、不思議な既視感が。引っ越しが落ち着いたらまた関西方面に行きたいと強く思いました。
何かが呼んでいる気がします。島根県にも惹かれます。
でも、暫くは120個の段ボールと格闘です。すっかり朝霞市民だと痛感してもいる今日この頃。暫く更新出来なくても格闘中だと思ってください。
尚、篠の会発行所は赤坂のままで、母はケアマンションと我が家を行き来する予定です。篠は遅れると思いますが必ず発行致しますのでお待ちください。会員の方は5日赤坂必着で宜しくお願いします。
紙漉きて手の甲にある光かな
宇陀町は水多き町風光る 麻乃