電子レンジと洗濯機のあるホテルにしたから、朝ごはんは自作。
どちらも、とんでもなくおいしくてステキな朝ごはん。
休みの日はしょっぱくてあぶらっこい朝ごはんが苦手なので、こういう軽やかなごはんが助かる。
さて、今日は、念願の胡椒餅を食べたいっ
バスで龍山寺に出て、福州元祖胡椒餅へ。
ほんっとに、小さな路地にひっそりあるんだよ。
オープン直後に行ったので、まさかの2分待ちで食べられるとのこと!
ゲットできた
アツアツで、ゴマがたっぷりかかっている。肉の部分は思ったより胡椒がきいてなくてさっぱりしてて、牛肉あんなのかな、上品なうまみで味見でやめておこうと思ったけど、3/4くらいペロリと食べちゃう。
しいて言えば、フランスパンのブールの中身をくり抜いて肉あんを詰めた的な、予想を超えた食べ物だった〜。
さて、おまいりに。すごいパワースポットらしいですよん。
この奥に、前殿や本殿がある。
前殿はいかにも龍山寺な立派な龍が御堂一面に、そして本殿には聖観世音菩薩が。
聖観世音菩薩がすごかった。
第二次世界大戦中も、聖観世音菩薩音のまわりは被害に合わないというので、避難した人多数というのがしっくりくる、すばらしい仏像。
慈母そのもの。
拝見してたら、なんだか胃が軽くなってもっと食べられる気がしてきた。
え、そこ?
私らしい体感で、ウケる。
門前にある有名な氷屋さんで氷食べようかと思ったけど、開店前。
あああ、残念。あきらめて、そうか、胡椒餅の食べくらべをすればいいんだとひらめく。
台北駅そばに、行ってみたかった福州世祖胡椒餅があるはず、地下鉄に乗ればすぐのはず!!
肉あんの画像が撮れなくて残念。
というのも、ものすっごい熱いのだ。
絶対火傷する!とドキドキしながらかじると、肉あんが湯気を立ててる。
おそるおそる肉あんをかじると、これまたものすっごく胡椒がきいてて、ピリピリするくらい。あとシナモンみたいなスパイスが入ってると思う。ねぎがたっぷり入ってるので甘みもある。
で、ですね、
肉あんをかじってたら、プシューっと道路に肉汁が放出、靴まで濡れる。
ま、マジか?
それくらい、肉汁がたっぷりなのです。
おいしい、たしかにおいしい、ビールとはめちゃめちゃ相性いいだろう。夜市で出てきたら、おいしさにぶったまげるだろう。
とことん、オトナの味。お子ちゃまお断り。
しかし小籠包なみにこってり肉汁な、しかもスパイシーな食べ物、男性のこぶし大サイズは、私の胃にはきついなぁと早々に切り上げましたー。
なにせこれからランチだしね
さて、感想。
どちらも甲乙つけがたいくらいおいしい。
世祖はスパイシーさも肉汁も熱さもキョーレツで、世祖を食べたら他はかすんじゃう。
でも、私は最初の、元祖の方が好きかなぁ。
門前で食べられるだけあって、上品でありがたみのある、おいしい食べ物。
こんなにおいしいひき肉と小麦の食べ物があるんだとふるえた。念願かなって頬張ったときのうれしさが忘れられない