さてさて。
先日の土曜日になりますが、
カリグラファーズ・ギルドのお勉強会ということで、北海道から天竺桂先生をお招きし
『バックグラウンドの幅を広げる水張りとミクストメディア』というものを
お勉強しておりました。
みっちり、内容の濃い~ものだったのですが、簡単にお試し出来るかな?というものを
ご紹介。(許可頂いてます~)
上の写真ですが、『水張り』の基本を教えて頂いたあと、その上に色々実験したものを撮っています。
水張りとは・・・・私、実はナカナカする機会がなかったのですが、
例えば、水彩画のように、紙の上に大きな面積を絵の具で塗ると、そのままでは紙は水を吸って伸び、ボコボコになってしまいます。
それを予防するために、紙に水を吸わせて先にしっかり伸ばしてしまおう、という作業です。
(注:ものすご~く大雑把に言っております・・・)
カリグラフィーとは、文字だけ表現するもの・・・ですが、文字の背景を作り込んでしまって(絵の具で彩色しておく)その上に文字を書くこともあります。
(私は失敗がコワイのでしないのです・・・^^;)
水張りはその際に必要になります。
今回は基本の『水張り』の後で、ただ絵の具をのせるだけでなく、プラスαの実験を少ししておりました♪
まずこの真ん中部分。
これは何をしたかというと、絵の具を塗って、その上にお塩をのせました^^
お塩が徐々に水分を吸って、自然に模様が出来てきます。
あ、もちろん乾燥したら、お塩は落としますよ~。
(緑のお塩になってました♪)
これ、お塩の種類によっても模様の具合が変わるようで・・・!
今回は美ら海(ちゅらうみ)のお塩を持って行きました♪
こっちは、インクを塗ってその上にお塩。
こっちは、うーん、水分足りなかったかな?あまり模様が出ませんでした。
発色も隣の絵の具のほうがキレイですよね♪
そしてこちら↓
これは何をしていたかというと・・・
クシャクシャとしたラップを、絵の具(薄かった!)の上にのせてました。
(1枚目の写真を見てね♪ラップのってます。)
ラップと紙が触れた部分に絵の具が溜まるので、こんな模様になるのです♪^^
これはただの実験ですが、
これを色々なカタチで紙の上に実践して、素敵な背景を作ることが出来ます
作品展などに行かれる機会がございましたら
文字だけでなく、背景も楽しんでくださいね(*^ー^)ノ
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何となく・・・・3月の作品のイメージが降りてきた、ような~。
早く降りて来~い
^^;
(待ってまーす)
さてさて、素敵な夜をお過ごし下さいませ(*^ー^)ノ



