猫が前足をキュッと内側に折りこんで、丸くなって座るポーズ、
猫のこの座り方を『香箱座り』といいます。
ご存知でしたか・・・?
『香箱』とは香を焚く際に用いる収納部分付きの木製の箱のこと。
カタチが似て見えるのだそうです。
『香箱』、というところが、何とも風情ある言い方ですよね。
猫と人のお付き合いは長く、
日本でも愛玩動物として登場してくるのは平安時代だそう・・・。
『枕草子』にも『源氏物語』にも登場します☆
『源氏物語』では・・・
源氏の正妻である女三ノ宮に恋をした柏木。
手の届かない彼女の代わりに、彼女が可愛がっていた猫を貰い受けて
恋する人の代わりに愛おしみます。
『枕草子』では・・・
一条天皇と定子皇后、愛猫に『命婦のおとど』と名づけ
位階を与えています。(昇殿を許すため)
『命婦』とは五位以上の女官という意味があります。
ただの人より偉いのです。
平安時代には『香を焚く』のは頻繁にあったはず。
もしかして、こんな時代から呼ばれていたのかな・・・?なんて
ふと、想像をめぐらせてしまうのでした・・・☆
連休中、お天気良さそうですね!!
今日も良い一日をお過ごしください♪♪
私も美容院に行ってきまーす☆
