昨日、一昨日と、木の剪定と後片付けをしました
木の剪定は、初めての試み

YouTubeで勉強してやってみました

太い枝や長い枝を、袋に入るまで小さくする作業が1番時間がかかり、しかも、月に一度「枝・葉・草」のゴミの回収も11月が最後

リサイクルセンターまで持ち込みしたり

去年は、「ミツウマ」のスノーブーツが欲しかったけど、雪降ってすぐに買いにいっても、色とサイズがなく、今年は雪降る前に購入したり、
みんな準備が早いよ〜

まだ、雪国生活の基本生活がままならない感じです



徐々に慣れていきましょ

夏至が終わり、北海道にアイヌのウタや祈りが必要だということで、TULSI祥子さんがある方に話を持ちかけると、ほどなくして、nincupさんが「呼び醒ます祈りウタ」を作ってくださり、私達はこのウタと出会いました。
(ものすごく省略して書いてますが、素敵な出合いということです
)

この「祈りウタ」は、岐阜でのおまつりにみんなで歌い踊るきっかけで作られた様ですが、これから広くたくさんの方に歌い継がれていく為にあります
「祈りウタ」についての解説動画が、申込した方に配信されまして(今はもう受付終了かもしれません)、そのレポートを少し書かせて下さい

1時間以上にわたる、アイヌのお話と歌の解説
私も最初は、1回聞いて大満足と思っていましたが、
聞けば聞くほど面白い

アイヌにとって祈りとは
生活にかかせない仕事の様なもの
生きていくのにカムイ(神様)の加護が必要なので、毎日、出かける時には火の神様に、家族の安全や自分の無事を祈ったり、あらゆる場面で祈りがある生活
カムイに喜んで、もらうように一生懸命に、手を抜かずに祈りをする
ウタや踊りも祈りと同じ
カムイも人間もお互い対等で、依存し合う関係
人間世界は(アイヌモシリ)
神様世界は(カムイモリシ)といい
カムイモシリでも、人間と同じ様な世界の中で生きていて、人間に祈られないカムイは肩身が狭い思いをするので、祈りやイナウ、お酒などが欲しかったら、一生懸命に働いてくれる
たくさん祈られる、クマ、フクロウ、シャケは上層部の神様で怠けものの神様もいるけど、祈られないと「何の為にカムイやってるんだ」と働いてくれる
そんな様なお話しでしたぁ

なんだか心が、暖かくなる親しみあるお話しです

ウコウクとは
「ウコウク」とは1節づつずらして歌う輪唱のことです
「呼び醒ます 祈りウタ」はウコウクです
座り歌を「ウポポ」、踊り歌を「リムセ」など
歌はアイヌの、方々にとってとても大切で日常だということがわかります
仕事する時も歌を歌って、杵付きは永遠と続く作業の様だけど、杵のリズムと歌とリズムのズレによってトランス状態になって仕事が楽しくなっていつのまにか、出来あがっているとか

「ウコウク」とは、お互いに取るという意味で、みんなでリズムをとりあって、誰かが大きな声だしたり目立ってしまってもいけなくて、声量も一緒で、みんなの声を聞くことが大事になるんですって
それで、心のバランスが、とれていくと

昔は、メールも手紙もなかった時代にメッセンジャーの人を走らせて、あと何日したら「おまつりするから来てね」って伝えて、久しぶりに人々や親戚が集まると、最初はよそよそしいけど、「ウポポ」したり「ウコウク」してみんなで心を通わせるということをするそうです
この話を、聞いて
先日なっちゃんがボイストレーニングをしてくれて、ホーミーをみんなで輪になってしたのですね

ものすごく調和が取れて、心地よい気持ちになったばかりだったので、とてもわかるわ〜ってなりました

「祈りウタ」を作ってくれた容子さん
みんなにも歌声を聞いてほしいなぁ〜
私は、最初「祈りウタ」の音源を聞いた時は、正直かなり拒否反応があったんですよ
こんな声で歌うの??
なんか、ふざけてるみたいな声なんです
志村けんみたいな声って言うんでしょうか??
それが、何回か聞いているうちに、心地よくなり、
容子さんの、歌のレクチャーを聞いていたら
、やっぱりこの歌い方がいいんだと思い…
実際の声を聞いたら、涙と鼻水とまりません

魂に響いてくるんです

人に響くものは、見えない存在やカムイにだって響きます

そんなお話しもされていました
