こんにちは。



更新が滞っていて申し訳ございません。



タイでは来週日曜日7/3に国会議員の全国総選挙が控えております。


現在ではタイ貢献党(デモ時での赤シャツ隊、タクシン元首相の影響下)が


タイ南部以外ではリードしているとのことです。


現首相アビシット首相が率いる民主党は苦戦を強いられているようです。



そんな状況下我々在タイ(在チェンマイ)日本人が注意しなくてはいけないことは


政治団体が集まるところ、選挙活動中の拠点などに顔を出さないこと。


タイの政情について大きく語らないこと。


という感じでしょうか。


我々タイ在中の日本人は全てをタイの法律に従うことによって


在住することが可能となっております。治外法権は大使館・領事館のみです。


タイの国勢に関心を持つことはとても大切ですが結果に対する自分の思いは


伏せておかなくてはいけません。


赤と黄色の対立の溝は殆ど埋まっていないので注意が必要です。




ちょっと怖い印象をお持ちの方も出たのではないかと思いますが


観光は全然問題ないです。


タイの観光地では諸外国からのお客さんを温かく迎えてくれますし、


政情の緊迫感を表に出すことはありません。




先日タイのローカルの市場に買い物に行った際、


民主党の候補と選挙運動員が市場で選挙活動中でチラシを配りながら


「よろしくおねがいします~」という感じで練り歩いていましたが


そこに買い物客の中のおばちゃんがチラシを渡された際に


「こんなんいらんわ~、何しに来たん?はよ帰りなさい」


と見事に言い放ってました。



この言葉には良い面と悪い面の両方が出たと思いました。


「良い面とは一般市民の隅々の人間までがタイの政治について関心を持っている」


ということ。


日本は政治に無関心な人間が多いですから。


「悪い面は去年のタイでの軍事クーデター・長期化デモ・デモ隊排除実力行使の


タイ人同士での殺し合いの溝が全く埋まっていない」


ということでしょう。




今後は選挙結果、国の動き政治の動きをじっくり観察していきます。


個人的には100%この国の人が判断した政党、政治、法律に従いますが


弊社としてはこの不況下一大事になる可能性もあるので


慎重に観察していきたいと思います。



私の今回の選挙での望みは一つ!


タイ人同士の対立解消と平和です!!!