村の…
朝起きてmanomanoのオープンスペースでコーヒーとか飲んでいると、この頃一人の男性がよく来る。彼は話すのが苦手なようで会話はほとんどない。
だいたい煙草を一本渡すと礼を言ってスタスタと何処かに行ってしまう。 昨日も煙草を渡したんだけど暫くウロウロしている。
俺達がビーチの掃除を始めてもまだウロウロしている。
流れついた流木を店の前で燃していたら彼が物凄く重くて立派な流木を担いできた。
焚火の中に下ろすと流木は始めは燻っていたのだけれどゆっくりと力強く長い時間燃えた。
お礼に煙草を渡そうとして取りに行って戻った時には彼はもう居なかった。
以前パラオに遊びに行った時にも同じ様な人がいた。
子供の頃すんでいた地域にも彼みたいな人がいた。
イギリス人の友人の故郷にも居るよと言っていた。
今度遊びに来たら南米音楽を聴いてくれたらいいな。