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すまんねこんな幼なじみで

私の幼なじみは27歳の若さで亡くなりました。
もう返事はないんですが、彼に向かってメッセージを書こうと思ってます。

彼が一人暮らしを始めるきっかけは





余命宣告だったようです。













20歳まで生きられるかどうかわからない。














「なんで俺がって、本当に思ったよ。







なんで俺が死ななきゃいけないのかって。」









本当何もかも嫌になったと彼は言いました。


















それでなぜ一人暮らしなのか。










平凡な私にはその行動の意味がわかりませんでした。

















病気が進んで






余命宣告を受けた十代の少年が一人暮らし















病気がひどくなっても





手術前後の入院以外は





アパートへ戻って行きました。

















その行動の理由は、彼の優しさでした。






























余命を宣告されれば



誰だって自暴自棄に陥る可能性はあります。




彼もそうでした。









どうしたっていらいらしてまわりに当たってしまう。




悔しくて泣いてしまう。










彼は


家族に当たってしまう自分


感情を表す自分



それが嫌で。















苦しくても淋しくても




自分ひとりで生活していたようです。





















何そのテレビドラマの主人公みたいなのって思いました。














オサムは





悲しくなるほど




カッコよすぎな男だったんです。