背中 | すまんねこんな幼なじみで

すまんねこんな幼なじみで

私の幼なじみは27歳の若さで亡くなりました。
もう返事はないんですが、彼に向かってメッセージを書こうと思ってます。

その夏休みに帰国して久しぶりに会ったとき






オサムは私の知らない間に


すっかりスポーツマンになっていました。




近所の市民プールに通い



余命宣告を受けた患者さんとは思えない体。








水泳で全国大会で上位にくいこんで



パラリンピックも夢じゃないと思えるところまできたんだそう。


















何が彼の原動力になってるんだろう






そう思いませんか。



















彼はこう言ってました。














「俺の病気って、世界でも少数例しかないんだよね。








そんな俺がこんだけ頑張って前を向いてさ




なにかしら成し遂げる背中を





同じ病気を持ってる子たちに見てほしいんだよね。





俺でもできたら




みんなも夢もてるじゃん。」














そう話すオサムの目は





ほんとにきらきらしていました。