突然ですが、
手(ほんとに突然)
手の骨がいくつあるかご存知でしょうか。
27個(片手だけで)です。
両手だと54個!
※足の骨は26個(両足で52個)
ヒトの骨は200個ちょっと(206個前後)に対し、
手だけで1/4以上、足の骨と併せると
半分以上を占めている計算です。
骨の数が多い≒繊細な動きが求められている
から多いのでしょうね。
ご存知のとおり、手首は前後に曲げることができます。
↑
こっち(甲側)、いわゆる手をつくとき側と
こっち(手のひら)側。
↓
どっちも手首が曲がってますが、
曲がる際に使っている骨の場所が異なるです。
画像お借りしました
手の甲側(いわゆる手をつく)ときに使う場所は、
手根中央関節(青い下線)
手の平側に曲げるときは、橈骨手根関節(緑の下線)
なんですって。
使う場所が違うと知るまで、
まったく氣にせずに手をついてました。
もしかして、もしかしたら無意識に
使う場所を変えていた可能性は、
たぶん、ない、ナ…💧
なんせ、わたくしは手をつく際、
手根中央関節を使う(≒加重する)方がいいのに、
橈骨手根関節に体重をかけてしまうことが
しょっちゅうでございました。
その結果、短時間なら問題なくとも
長時間続くと手首が痛くなってしまう。
↑
そもそも使う場所が間違っていたから。
この仕組みを理解する以前は、施術のときに
うっかり調子こいて、手根中央関節ではなく
橈骨手根関節に体重をかけて押圧することが
何度もございました。
さらに、指の関節の可動域が大きいために、
手根中央関節ではなく、そっち(指の関節)を曲げて使いがち。
けっこう曲がる人です。
手をつくときは手根中央関節に体重をかけずに
指の関節と橈骨手根関節をメインで使うという
代償動作をし(まくっ)ていたのです。OMG!
使いたい手根中央関節を主で使わずにいたのに、
急に使いだしたら、この関節の動きが硬っ…!
そりゃそうです。
硬くなっていたところに急に体重圧。
正しい場所でも痛みが走りますわ。
いや~、スマンスマン(←じぶんの手に謝罪)
この痛み、関節周囲が固まり詰まって
起きてそうだったので、念入りにほぐし、
改めて体重をかけてみたら、あーらふしぎ。
痛みがナッスィング。
ようやく手根中央関節が使いやすくなりました。
(同じような使い方をしている方の参考になりますかね)
で、個人的に嬉しい恩恵もあって。
手根中央関節が動きやすくなったら、
アノ痛みが軽減しました。
↓
マウスを変えてからだいぶよくなった指の不具合。
手根中央関節が動きやすくなったことで
調子が戻ってきました。
(原因、そっち(関節の使い方)だったのか~)
○○関節の字面ばかりで読みづらいかもですが、
使う場所を間違えたまま使っていたり、
違う場所を使ったり(代償動作)すると、
将来的に不調や不具合になりかねません。
無意識で使っているなら、なおのことです。
そういう無意識のやったらアカン動きを
1つでも多く意識できるようになれば、
不調たちはどんどん少なくなりましょうぞ。
本日も皆さまの健康と安全と幸せを願います。
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