おはようございます。養腸®家・セラピストのmanoです。
本日もご来訪ありがとうございます<(_ _)>
先日読んでおりました、とあるお医者さまが書いた本に、
丹田についての記述がございました。
丹田とは、へその下三寸五分(約10.5cm)の位置にある・・・
この部分を読んで、
ソウジャナイョー!
即ツッコミいたしましたの。
(カタカナっぽい感じでつっこんだ^^)
丹田いうても、上丹田、中丹田、下丹田があり、
一般的に丹田と言った場合は、下丹田(臍下丹田)
を指すことが多いです。
へそ下3寸5分と書いてあるのは理解できます。
とはいえ、位置どりについても諸説ございまして、
へそ下3寸説もございますし、へそ下5cm説もございます。
蛇足ですが、わたくしはへそ下3寸説がすき('ω')ノ
正確な場所を特定しきれていないが丹田。
氣(エネルギー)が集まる場所でございますのでね、
ごじぶんで触ったり意識する場合は、
「だいたいここら辺」のイメージでもよいと思います。
と書きながらも。
「ソウジャナイ」とつっこんだのにはもちろん理由があって。
この本では、1寸を約3センチで計算されていたのです。
昔の寸法で使う「寸」は約3cmですから、
3寸5分を10.5cmと計算したのは、
3.5×3cmなので、たしかに成立しています。
しかし、実際に計ってみるとわかるのですが、
へそ下10.5cmって、かなり恥骨でございます。
おそらくご著者の方は「寸」の理解ちがいが
あったんじゃなかろうかと(・・?
実は、鍼灸の寸の計り方は、
その方の指の幅が基本でございます。
1寸≒約3cmではないのです。
例えば、へそ下3寸の長さだったら、
ごじぶんの4本指の第二関節上の長さが該当します。
そして、指の幅はおひとりお1人異なります。
3寸と一言で書いても正確な長さは算出できないのです。
今日お伝えしたかったのは、ご著者の間違いを指摘したいとか
じぶんの方が正しいとか言いたいわけではなくって💦
わたくしも含め、多くの人の“あるある”の傾向として、
本(文字・活字)になっっていたり、立派な肩書の人が
言ったりしたことは鵜呑みにしがちってことです。
完璧なひとは1人もいません。
間違えようとしなくても、間違えることがあります。
(幣著だって、本人氣づいていないところで、
なにかしらやらかしている可能性があります・・・)
本をはじめとする情報ツールを活用するときは、
全てを鵜呑みにせず、じぶんで調べたり確かめる
習慣もつけるようにしたいです。
知らないことを知る機会が書物でございますゆえ、
最初は読むこと、知ること、ぜんぶ「ナルホド~」って思いがちです。
それはそれとしてアリです。
が、何冊も何冊も同じ傾向、系統の本を
(まぁまぁそれなりに注意深く)読み進めていくと
ふとした瞬間に「そうだったっけ?」って
アンテナに引っかかる瞬間が出たりします。
引っかかったら、なるべく後回しにせず、すぐに調べる。
そういうことの繰り返しで、ごじぶんの知識が、
使える知識としてどんどん貯まっていくように思うのです。
言わずもがな、小説に関しては、
いちいちそんなこと考えなくてよかですよ~^^
(小説でも登場人物が間違ってることがまれにあります・笑)
にんげんですから。
完璧なひとはいないので。
ミスはあるわけです。
実用書的なものは、「ホントにホント?」の氣持ちも
ちょいと携えながらお読みになるとよいかもです。
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本日も皆さまの健康と安全、穏やかさを願います。