おはようございます。養腸®家・セラピストのmanoです。

本日もブログにお立ち寄りくださいまして、ありがとうございます<(_ _)>

 

 

この1年は、らせん美三昧で過ごしております。

※腸もみの専門家です!それゆえ、腸とらせん美の

関わりがつよいことがよーーーーくわかってきました^^

 

 

らせん美のおかげで、身体の感覚が以前より微細になってきたような。

(氣のせい?)

 

 

さて。

少し前に、こちらの書籍を読みました。

 

 

書籍の後半に、稀代のバレリーナ・マ(イ)ヤ・プリセツカヤさんの

エピソードが書かれております。

 

 

60歳を過ぎても、現役でボリショイバレエのソリストとして

舞台に立っていたそうです。

還暦すぎてトップバレリーナですよ!

しかもバレエ大国ロシア(当時ソ連?)の!!

 

これって、イチロー選手が還暦すぎて4番打っているくらいか

それ以上にすごいことです。

羽生結弦選手が40歳すぎても4回転飛んでオリンピック出ちゃうか

それ以上にすごいことです。

内村航平選手が50歳になってもF難度の技を鉄棒でやっちゃうくらいか

それ以上にすごいことです。

(喩えはもうええっちゅうねん)

 

 

プリセツカヤさんは「瀕死の白鳥」が有名です。

信じがたい腕の動きをいたします。

これほど滑らかなアームズの動きをするバレエダンサーを、

わたくしは未だかつて知りません。

 

 

 

モーリス・ベジャール振付のボレロも踊っておりますね。

ベジャール振付のボレロは選ばれた人のみが踊ることができます。

(こちらは15分ですが、静の中の動、動の中の静のバランスが素晴らしい!)

 

 

ボレロを踊った女性舞踊家としては、シルヴィ・ギエムが有名です。

(彼女もベジャールの振付で踊っております)

ほぼ同じ振付なのに、腕の使い方がかなり違っております。

興味のある方はググってくださいませ。

 

 

いくつも脱線いたしました💦

前著によりますと、美しさを保つ秘訣は、の問いに、プリセツカヤさんは

 

 骨で立っているから

 

とインタビューで答えたとか(いないとか。たぶん答えたのでしょう)

(そのインタビュー関連の記事を探したものの見つけられず・・・)

 

 

以前考察したこちらのブログの答えを再度確認できた、を

飛び越え、確信に変わった次第です。

 

 

武原はん さんも、90歳を過ぎても舞台に立っておりました。

90歳を過ぎてですよ!

世間的にこぞって鍛えているアウターの筋肉なぞ

たいして(ほとんど)ないはず。

であれば、はんさんも骨で立っていたに違いないのです。

 

武原はん さん50代の舞(8分ごろから見られます)

 

12分30秒ごろのしゃがむ所作、14分を過ぎてからの立つ所作。

その間の指の第一関節にまで意識がいきわたっている所作。

完璧な美というものがあるのなら、ここに集約されていると言っても

言い過ぎではないと思います。

 

 

西洋と東洋、歴史も文化も骨格も遺伝子も違いますわ。

それでいて、プリセツカヤさんも武原はんさんも、

稀なる舞いの名手。

 

 

共通点は、骨で立つ ということにほかなりません。

(どこまでも芸術を極めたとか、そのための鍛錬を

怠らなかったなども共通点です)

 

 

修練して、鍛錬して、極めて、そうして 骨で立つ に

辿り着いた東西の舞の名手。

偶然でもなんでもなく、必然であり、真実でしょう。

真実だから、西も東も関係ございません。

不変の法則です。

 

 

東西随一の舞踊家たちが、血のにじむような努力の末に
辿り着いたこの動きを、らせん美の酒井先生は感覚的に
持っておられるようです。
 
 
これはもう、、、奇跡としか言いようがございません。
 
 
プリセツカヤさんも武原はんさんもすでに鬼籍の人。
この世にまだ居る“奇跡の人”の動きの本質を、
じぶんも生きているうちに、取り込めたら、、、と
願わずにはいられません。
 
 
動きの本質は、腸、丹田、呼吸どれもが活性化しますから。
 
 
じぶんの中に落とし込んで、快適な腸づくりのために
骨で動くことの大切さも併せて伝えたい想いがございます。
そのためには、まず己ができるようになる必要ございますね。
(わたくし、頭でいろいろ理解できていたとしても、肉体に落とし込むのに
ひとさまの3倍、5倍、10倍の時間を要するので、道のりは遠い・・・)
 
 
このような奇跡と生きているうちに巡り合えたことは、
幸運以外の何物でもございませんね。