おはようございます。養腸®家・セラピストのmanoです。
台風19号の進路と勢いが心配なところでございますが
どれほど心配しても勢力が小さくなるわけでもなし。
(心配して懸念して勢力が弱まるなら、いくらでも心配します)
できる備えをして、あとは無事を祈るばかりです。
と言うことで(?)、またまた完全なるライベート記事を書きます。
一昨日の10月9日は、わたくし「祭り」でございましたの。
その名も、濃ゆい顔祭り!
朝、いつものように「NHKおはよう日本」で
高瀬アナのお顔を拝みます。
※これは平日・月~金のルーティン
この雰囲氣にいやされる~(/ω\)
午後は、待ちに待った舞台「最貧前線」観劇のため
三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターへ。
こちらの劇場、とてもよき劇場でございます。
入った瞬間の空氣感と申しましょうか、
劇場の全体感がとっても心地よかったです。
こちらの舞台「最貧前線」は、内野聖陽さんが主演です。
きのう、何食べた?のケンジ(の役)ばかりが注目されがちですが
以前、内野さんのお独り芝居を観て、演技力の高さと存在感に驚愕。
“憑依する系”とでも申しましょうか、その役にしか見えない役者さんの
演技を間近に見ておったまげました。
この方は舞台に立つと、より際立ち生きる(映える)方のように思います。
船長姿もかっこいい。
舵を取りながら仁王立ちなんてされた日にゃ、
メロメロですわ(/ω\)
舞台の上は、福島弁を見事に操るというか、
福島弁しか喋れないのよね?と思わずにはいられない
船長(内野さん)がいました。
ケンジも、佐伯教授も、大部屋俳優のシゲちゃんも、
ハムレットも、倉石も、山本勘助も、徳川家康も、
どなたの影も存在感も微塵もありません。
何をやって(演じて)も○○(←○○には俳優さんの名前が入ります)
その俳優さん自身が全面に出まくって、お役柄にま~ったく
染まらない方もいれば(失敬!)、完全に己を消し去り、
役柄と同化される俳優さんもいます。
内野聖陽さんは、後者の典型じゃないでしょうか。
後者のタイプの俳優さんは、日本においては
少ない氣がいたします。
こういう俳優さんがいる演目は、舞台・テレビ関係なく、
没頭でき楽しめます。
ここに脚本や演出のチカラが合わさると、最強です。
(あ、舞台美術や音楽、照明、音響などぜんぶぜ~んぶ
一緒くたになって、最高の瞬間芸術は生まれます)
内野聖陽さんのことばかり書いておりますが
(好きだから仕方ないですね^^)、この舞台には
風間俊介さんや溝端淳平さんたち若手俳優さんも
ご出演されていました。
ディズニー大好きの風間さんは、先日まで放送されていた
「朝顔」の旦那さん役で好演しておりましたネ。
風間さん、溝端さんお2人ともテレビでは拝見するものの
舞台で観るのは初めて。
いや~、上から目線ではなく、なかなかどうして!と
思うほどご立派でお上手でございます。
風間さんの演技の上手さはある程度予想しておりましたが、
予想をいい方に裏切ってくれたのが溝端さん!
こんなにいい光る演技される俳優さんなの?でございます。
安定のベンガルさんもいぶし銀の演技も素敵です。
舞台って全員でつくりあげるものなのよね~と魅了されました。
宮崎駿さんのイラストを用いながら、
「それぞれの戦争」「狂信じみたあの時代」
「命の重さ・尊さ、存在価値」について考え、問われる舞台。
だからといって重苦しすぎたり暗すぎない。
それでいてテーマはと~っても深くて重厚。
絶妙なバランスの上に成り立っております。
わたくしの筆力では到底書ききれぬほどの
想像のはるか上をいく素晴らしい舞台でした。
終始引き込まれっぱなしで、あっという間に終演。
カテコ(カーテンコール)ではスタオベ(スタンディングオベーション)が
起きておりました。
劇場にいる皆さまがほぼ同じお氣持ち(感動と感謝)に
なったのですね。
舞台に上がった方たちだけでなく、
観客の方たちもよき方が集まったようでございます。
💦💦💦
濃ゆい顔祭りについて書く予定が、最貧前線を
熱く語りすぎました。
長くなったので、続きます