この書籍の文庫化に際して、
原稿を猛烈にチェックしております。
文庫化だから、原稿チェックは楽じゃね?
と最初は思ってました。
ド素人の発想でした。
ただサイズが小さくワケではなかったのです。
章の構成が変わります。
まったく違うものに変身する、と書いても
書きすぎじゃないほど変わります。
以前がお化粧前だとしたら、こっちはお化粧後、
それくらいちがいます。
本人(根底を為すもの)は変わっていないところまで一緒^^
チェックの際、じぶんの流儀(ルーティン)っぽいことが
あることに氣づきました。
これまで過去の数々の原稿チェックを振り返っても、
同じルーティンをしていたんです。
最初に驚くほど集中して、ガッツリ読み込みながらチェックします。
この時の集中力は1年で1度しか出ない というほど集中します。
どこに何が書いてあるのか、一度見ただけで覚えられるくらい。
一瞬、「わたくし、北島マヤ??」と勘違いするほどに覚えられます。
※この芸当は一瞬で消えます・爆
ものすごい熱い熱量です。
※虫がきらいな方もいるので、イラストで^^
虫の眼のような超至近距離で原稿をチェックするのが特徴です。
次に、俯瞰的に見直します。
ということは鳥の眼視点。
冷静さを持つようにして、全体像として捉えるようにします。
すると、近づぎて見えなくなっていたことに氣づけます。
冷静になることで、アホみたいなミスに氣づけたりするんです。
時間がないときは、この2つの視点までで終わります。
でも・・・、大事なのは3つ目の視点、神の眼 の目線です。
虫の眼も鳥の眼も、著者の視点です。
第三の視点、神の眼とは読者さんの目線です。
初めて読む方に伝わるかどうか、
じぶんが書く側ではなく、読む側に回って読むのです。
いっちゃんムズいです。
主観バリバリ入って書いてますもん。
ムズいので、ズルをします。
じぶんでも取り組みますが、状況が許せば
秘儀というか、奥義というか、奥の手というか、最終手段の投入です。
なんて可愛いのでしょう^^
オカンを使う作戦。
執筆に関わっていないからこそ、
一読者として読めます。
まっさらな状態で読めます。
修正中の原稿って、けっこう読みづらです。
そこんとこヨロシク!とばかりに
がんばってもらいます。
そこでどんな風に思うのでしょう。
この3つの視点でチェックできたら最高。
やりきった!って感情がでてきます。
やることやったら、もうどっちでもええんです。
いいに越したことはないですょ。
でも、結果はオマケみたいなもんで。
果報は寝て待て であり、
人事を尽くして天命を待つ でございます。
本来、文庫化って誤字脱字の修正はしても
大幅な修正はしないのがルールらしいです。
※それも知らないmano
だのに、このルールを氣にせず、
相当赤入れ(修正)しました。
(どうしても直したかったんですもの。
直したほうがより生き生きする氣がしてるんですもの。
それを見過ごすなんて、できない・・・)
ルールを守っていないのはmanoの方です。
汲み取ってもらえなくて当たり前なのであります。
その中でどこまで汲み取ってもらえるのか・・・。
この段階でやれることはすべてやりました。
後悔とか悔いはないですわ。
後は野となれ山となれ!です。
嗚呼、どこまで反映してもらえるのかなぁ。。。
(やることやっても氣にはなる)
ボヤきっぽいですが、氣分はスッキリしてますですょ。
連休前の木曜日、スッキリお過ごしくださいね。