ついこの間放映されておりました
NHKスペシャル人体「腸」
この概要については、
過日の わたくしのブログ に
まとめてございます。
よろしければ、ご一読ください<(_ _)>
記憶違いでなければ、クロストリジウム菌が出す
メッセージ物質が、免疫細胞の暴走にブレーキを
かけている のようなお話でございましたね。
そこで思い(出し)ましたの。
クロストリジウム菌・・・って、そんなにいい菌だったっけ?
菌たちはほんとにびっくり仰天するほどの種類がございます。
おなじ属性であっても、毒性をもつものとそうでないものもおります。
クリストリジウム菌って、どちらかというと
残念方面で有名なコなのです。
(ウェルシュ菌とか破傷風菌、ボツリヌス菌などが
同じグループにいます。ボツリヌス菌なんかはヘタすると
しにます。アブないです。)
反対に書くと、そういう残念方面に活躍する
菌グループの中であっても、トンデモナク
いい働きをするコもいるってことです。
クリストリジウム菌について少々調べておりましたらば、
今回の放送内容に関しては、7年ちょっと前に
東京大学さんたちの研究ですでに解明されておりました。
↓↓
↑↑
内容、文章ともにむずかしくないです。
全てのクロストリジウム菌がいいワケでもなく、
全てのクロストリジウム菌がよくないワケでもない。
同じ属にいても個性がございます。
テレビをはじめ、メディアなどに出てくる情報は
ホンの一部です。
もっとも伝えたい(番組サイドが)ことを
集約して、ときにデフォルメしてお伝えしております。
それゆえ、情報を有効活用するには、
一部を見てそれを「全て」ととらえぬよう、
木を見て森を見ず、とならぬよう、
全体を通して俯瞰的に見ていく必要がございますね。