珍しく、久しぶりにサロン経営に関することを。

 

わたくしの、じゃなくって。

 

これからサロンを始めようとする方に向けて が

メインでメッセージでしょうか。

ご参考になれば、と想いしたためます。
 
 
テーマは【価格設定】です。
 
だれもが悩み、迷うところだと思います。
これはサロンに限らずどのお商売においても。
 
 
価格とは言い換えると、ズバリそのものに対する価値。
施術に関しては、施術の技術料ですとか
カウンセリング力も含まれるでしょうか。
 
目に見えるモノ ではないので設定しづらいですね。
でも設定しないと進まないわけです。
 
どうすると設定できるのか―。
 
いくつか≪考え方≫をご提案します。
これをすれば絶対成功する、というものではありません。
あくまでも提案であり、考え方や選択肢のひとつとして
お読みくださいね。
 
 
設定の仕方・考え方は 大きく3つ あるかなと。

(もっとあると思うんですが)

 
【ひとつめ。】
じぶんだったら、じぶんの施術にいくら支払うか を基準に考える。
じぶんがお客さまとして来店した際、おいくら万円なら
納得できるのかな、払ってもいいかな、また行ってもいいかな 
という考え方です。
この方法はじぶんの技量やカウンセリングを客観視できる
メリットがあります。
 
 
【ふたつめ。】
自宅 か 借りているのか で設定する方法。
ご自宅だとあんまり家賃のことを氣にしないケースが多いです。
(住宅ローンを支払っているというケースもありますが、
その場合は 借りている で検討なさればいいです)
 
どこで施術を提供するかで、価格の基準が変わります。
お外で別の場所を借りて施術を提供する場合、
家賃を回収する必要が出てきますから。
その部分も加味する必要があるわけです。
自宅サロンで施術を提供している方の方が
リーズナブルなのはそのため。
自宅以外だと いかにもサロン ってかんじがします。
特別感がご自宅サロンよりも出やすいです。
価格が高くても納得できます。
 
 
【みっつめ。】
どいういう方に来てほしいか、何回来てほしいか で
決める方法です。
どんな方に月何回程度来てほしいのか、をベースに考えます。
年齢・年代、どんなご職業なのか、どのあたりからおいでになるか、
どんな悩みをお持ちなのか、毎月ごじぶんのかけられるケア代は
いくらくらいなのか・・・など来てほしい方をイメージすることで
価格を具体化してゆきます。
 
例えば、
お子さんづれの子育て中のママなのか、
バリキャリ(バリバリのキャリアウーマン)なのか
子育てが終了したお母さまたちなのか
 
ターゲッティングによって、ぜんぜん変わります。
むっちゃ、大事です。
メインターゲットがだれか、で設定はうんと変わりますから。
 
誰でもいいから来てほしい なんて思っている限り
誰もきません。
厳しい書き方ですが事実です。
誰でもいい だと誰も共感しません。
薄利多売方式だったり、立地がよかったりすれば別ですが。
 
 
実際はひとつめ。~みっつめ。までを
総合して決めていくカタチになると思います。
 
1回で決めつけずに、様子を見ながら
微調整するのはアリです。
 
 
サロンには
 「あなた(施術者)に会いたい」
 「あなたの施術が受けたい」
という方が集まります。
 
迷ったら、ごじぶんのココロに次の設問を
問いただしてみてください。
 
(安くすることは否定しませんが)
・あなたの価値はその価格ですか?
 そんなに安いですか?
 
(その価格で施術をしたとき)
・ごじぶんが心から納得し、やりがいや
 生きがい、誇りを持ってできていますか?
 
 
ここでは、ノウハウではなく、【考え方】をお伝えしました。
手とり足とり懇切丁寧に教えていませんので、
実際やってみようと行動に移したとき、生みの苦しみが
あるかもしれません。
 
その苦しみはごじぶんの成長において必要で重要な
経験です。糧になります。
いけずじゃなく、智慧を絞りながら悩んでください。
 
ついでに、エラそうにドヤ顔で書いているワケでもないのです。
わたくしもいつだって悩み、惑っているのですよ。おほほ^^
(悩んだり苦しんだりして、見えたこと・わかったことを書いてます)
 
まずはお試し、としてモニター価格を設定するのもいいでしょう。
ほか、回数券をこしらえたり、通い放題の定期券というか

期間限定のフリーパスをこしらえるのもアリです。

 
サラっと書いてますが、今日のブログには
ヒントがいっぱいです。
 
このように、設定する方法・考え方はいくつもあります。
どれを選択なさっても、ごじぶんが納得した価格を

設定できますよう。

(独りサロンなら、あとでいかようにも変更できるからね^^)
 
 
 
よけいに混乱したら、最終手段。
 
まずは難しく考えずに動いちゃう、やってみる(←それもアリ)です。
世の中やってみることでしか、見えない・わからないことが
たくさんありますから!
(やることでのみわかることのが世の中多いです)
 
あと、わたくしのサロンに来てみるのもアリですよ。
ヒントや氣づきが得られる可能性 大!!です^^
 
そんなわたくしのサロンはこんなかんじ。
 ↓↓

プライベートサロン・スクール マーノリブレ