縁は縁をよびます。引き寄せます。


過日、行きつけの美容師さんから

「行ってみるといいですよ」と教えてもらったお店がございました。


紹介してくれた美容師さんはイタリアンご出身という異色。

その方が「いい」と言うのです。

これは行くしかありません。


いざ、代々木上原へ!


ふだん行かないエリアです。



オーガニックレストラン110(チェントディエチ)




カウンター8席、オーナーシェフ1人の空間。

場というか氣がよいかんじです。


というのも清掃がとても行き届いるせいなのか、清々しいのです。

オープンキッチンで、厨房の様子もシェフの動きもよく見えます。

モノの置き方がきれい。どれも雑然としていないのね。

シェフの几帳面さとか、料理に対する真摯な姿勢とか、うかがえます。


お昼は1コースのみ。

優柔不断なmanoにはありがたいシステムです。


最初にたっぷりサラダ。



レタス、うまー、うまーラブラブ!

レタスってこんなに味濃いんですか?って。

ひじき、太っ!ふとっ!(感想ひじきじゃないから)


こんなかんじでスープ、パスタその1、パスタその2と続きます。


ホタルイカとキャベツのパスタ



なんとかとナントカと菜花をつかったパスタ。

パスタの中はお魚のラグーが入ってて濃厚。



パンもこぶりながら味がしっかり小麦の味がいたします。



締めは、ローデザート。

ブルーベリーのロータルト、三年番茶とともに。


マクロビでもなく、ローフードづくしでもない。


(イケメン)シェフの伊藤さんがカラダにいいとおもったもの、

カラダの材料として相応しいものを、適切な調理法で

提供してくれる―。


こだわりすぎてないけれど、しっかりこだわりをかんじます。


それい、どれも食材をしっかりかんじる味なのですが、コースを通して

どれもこれもすごくよく噛んでいただく内容だったんです。


歯ごたえや歯触りがとっても心地いい。

モグモグゴックンじゃないの。これ、大事なこと。


なにより、命のエネルギーが高い食材を目の前で

わたくしのために調理し、提供してくれる。


「食べ物」=命


ひとつの命が、わたくしのカラダに入る、その時間がとても短い。

生産者 ⇒ シェフ ⇒ わたくし

じぶんに辿りつくまでの行程がすくないほど命のエネルギーって高いとおもうんです。


つくって、すぐいただく。

誰が誰のためにこしらえたかが明確な食事は

カロリーとか栄養バランスとかではない部分で

高次のエネルギーがあるようにかんじます。


嬉しかったのは、伊藤シェフと食に対する考え方がおなじだったこと。

素晴らしい料理を提供してくださる方と方向性がおんなじというのは、励みになります。


おいしくて、カラダにいいものを提供してくれます。


空間も含めて、いいお店を教えていただきました。


ゆっくりOTA(おいしく、たのしく、ありがたく)が味わえます。