ごきげんうるわしゅう。養腸家で腸セラピストのmanoです。



牛乳論争


飲むべし派 と 飲んだらアカン派


・カルシウムいっぱいだから骨を丈夫にするよ

・成長ホルモン入りの飼料でそだったからあぶないよ


・ビタミンやミネラルも入っているし

・乳糖不耐症の人は下しやすい


・カルシウムの吸収率は牛乳がすぐれている

・そもそも牛の乳は牛の子どもが飲むものでしょ。

 

それぞれごもっとも。


わたし?


飲みません。理由は


味がきらい(まさか、そこ?)


飲むとオエ~ッってなるの、今でも。


わたしは飲みませんが、これだけは言えます。


牛乳はカラダをつくるのに必要なミネラルのうちの


 カルシウムとマグネシウムとリン


この


 バランスがよろしくない


カルシウム、マグネシウム、リンのバランスの理想は


 2:1:1


だそうです。たいていどのサイトを見てもこのバランスが出ていますから、

おそらく事実でしょう。


牛乳やチーズは


 10:1:10


わぁお~。


牛乳を飲むと、マグネシウムがもんのすごく少なくなるネー。


牛乳がよくないというより、ミネラルバランスの乱れ、これが病氣や不調の原因にもなります。

(リンはほっといても摂れる、むしろ摂り過ぎになる傾向があるので今回はちょっと抜きにしてます)


で、牛乳はダメです派がよく引き合いとして出すのがノルウェーの方の骨折率


ウワサだと世界で一番牛乳を飲むらしい(あくまでもウワサです)

だのに日本人の5倍の骨折率だとか。


だから牛乳はよくない、って結論づけてることが多いです。


うーん、、、これを牛乳のせいだけにするのは尚早です。


なぜなら、


体格差・・・骨にかかる体重の差があります。

日光を浴びている時間・・・太陽にあびている時間の問題もあるでしょう(骨への吸収率の問題)

ビタミンD群の摂取率・・・日光と同様、骨の吸収率をあげるために重要です。

運動(加重)・・・適度な運動をすることで、骨が丈夫になります。


これらの背景を無視して、カルシウムとマグネシウムの比率だけで決めつけるのは

どうかなぁっておもうのですよ。


牛乳はダメという人は、ダメである理由をみつけます。

牛乳はいいという人は、いい理由をさがします。


どっちから見ようとするか、どっちの結論がいいかによって、見え方が違います、変わります。


牛乳だけにあらず、食べ物はなんでも摂り過ぎても足りなくてもダメよってだけなのに。


ちなみに牛乳を扱っている会社さんはカルシウムがたくさんあること

吸収率がよいことを全面に押し出して、マグネシウムとのミネラルバランスがよくないことは

公表してません。


せめて、牛乳はマグネシウムが少ないから、そっちの食品も摂ろうね、ルン♪


ってマグネシウムの多い食品を紹介してくれたら、ちがうのにね。

ちなみに、マグネシウムが多い食品は、お豆やバナナ、ナッツ類に海藻類とか。

(だからって、マグネシウムの過剰摂取だってよくないからさ~)


きなこ×牛乳 とか バナナ×牛乳 というのはよい組み合わせなんでしょう。


成長ホルモンがパカパカ入った食材を摂り続けるについて

カラダへの弊害のこともある可能性があるため、ここで結論は出しませんが。

大事なのは つねに、いつだって、 バランス です。


そしてmanoは、味が苦手という理由で飲まないのです。

(飲まないけれど、骨折したことはない・笑)