おはようございます。腸セラピストで養腸家のmanoです。



腸セラピー講座では、生理解剖学的な話として腸の構造の説明をします。

ということは、小腸も、大腸も、です。

大腸の一部に盲腸もあります。

盲腸って大腸だったのですネー。


この盲腸の先っちょに、ピォロロ~ンとしたヒモっぽいものがあるのですが、

それが虫垂です。


盲腸炎なんて呼ばれることもあるヤツの正体です。

※正しくは虫垂炎


その虫垂。

むかしはなんか意味があるんかね、、、ということで

開腹手術の際に、ジャマだからという理由でとっちゃうケースもありました。

虫垂炎は、ちかごろでは薬を投与して症状を抑える風潮にあるようですが、

虫垂炎の症状がひどい場合は切除します(腹膜炎になれば死にいたるケースもあるから)


すこし前の記事というか発表ですが、虫垂の役割がこれまでより明らかになったようです。


それがコチラ、大阪大学の研究です。

虫垂の免疫学的意義


ちょっとムズカシイ・・・とおもわれたら、それを要約したものもあります。

日経新聞さんのサイト


虫垂さんってば、大腸の腸内細菌のバランスを保つ役割もあるようです。


虫垂さんは6-8センチくらい、直径6-10ミリくらいのコ。


小さな巨人・里中君や~(ドカベン読者にしかわからないヨ)


わたしたちヒトがその役割を知らないだけで、

カラダの中に不要なものなんてなにひとつないんス。