おはようございます。腸セラピストで養腸家のmanoです。
腸のこと、どうしたらもっと深く知ることができるかしら、、、
日々模索(与作ではない)。
ある本(著者は有名な方です)に、
小腸は回腸部分で栄養素を吸収する
空腸は消化がメイン
的なことが書いてありました。
有名・著名な方が書いていても、だからって事実である証拠はありませぬ。
わたしが知っているのは、空腸は回腸の8倍栄養素を吸収する という記憶。
わたしが知っていることが事実とも限りません。
あ、空腸は小腸さんの中でも前半部分(約2/5の長さ)の部分。
後半部分を回腸(3/5の長さ)と呼びます。
※この時点では十二指腸は含まれません
(腸間膜)小腸 = 空腸 + 回腸
で、
小腸 = 十二指腸 + 空腸 + 回腸
です。
空腸さんと回腸さんのどっちがよりたくさん吸収するのか、さらに第三者というか
第三機関の視点はないものか、と探していたら、見つけました。
空腸で栄養素の大部分を吸収する
と書いてあります。
オッシャー!
うりゃーーー!
これは小腸を切除した際に起こりうる障害・弊害の点から語られてます。
食べ物は 食(く)うかい? ってことで 空(くう) ⇒ 回(かい) の順番に流れてゆきます。
空腸のほうがたくさん吸収するわけです。
空腸のが絨毛たくさん生えてるし。
毛の長さもちーとばかし長いし。
要するに空腸のが回腸よりさらに毛深い。その分情け深いかっていうと不明です・笑
流しそうめんなら上(先)でスタンバイしているタイプね、空腸って。
上流にいるほうがたくさんそうめんGETできるもん。
で、興味深かったのが
空腸を切除すると回腸が空腸の役割・機能を補うべく、絨毛が伸び、吸収力があがること
オマエ(空腸)がいなくなった分、オイラがんばるZ!
ってところでしょうか。
相手を思いやる懐の深さか、はたまた友情なのか、かっこええ。
なのにね、回腸を切除しても、空腸は回腸の代わりをしないの
アラ・・・なんだかせつないわー、つれないわー。
同じ小腸の名を持つもの同士でも、持ちつ持たれつじゃないところが、カラダの妙というか。
ほか、回腸のおしまいと大腸のはじまりでもある盲腸との境にある回盲弁を切除すると
結腸にいる最近が回腸に入ってきたり(そら、そーだ。回盲弁は逆流防止弁だから)、
小腸通過時間が短くなり、栄養吸収障害が起こるそうです。
便はだいじですが、弁もだいじってことか。
カラダのなかで何ひとつ不要なものなんて、ないんでしょうね。