おはようございます、腸セラピストで養腸家のmanoです。



 太りたいのに、太れない


その原因は(小)腸じゃないか、という悩みの60代の方が来店されました。


腸そうじの本にごじぶんと似た症例があったのでおいでになったのです。


お話を伺うと、体重が少ない以外は、かなり健康のようにかんじます。

薬も飲まず、体調もよく、おいしくご飯を食べることができ、便通もある。


ただ、冷えがつよく、眠りが浅いとも。


腸セラピーをしてみると、小腸がごっつー冷えてました。

これだと全身の血液循環も滞ります。

冷えもおきます。

リラックスしきれていない(自律神経のバランスがみだれがちな)ので、眠りも浅くなるかも。


太れないのも小腸の動きが鈍いから、の可能性もありますが、

この方の場合、なにをしても太れないという脳からの指令が強すぎて

太ることをよしとしていないようです。


これって、なにをしても便秘なの とか 外食すると必ず下痢するの、とかとおんなじ現象。

そう思うこと(想念)によって、カラダがそのとおりに行動しちゃうのね。


太ることによるメリット、太ったらなにをしたいか訪ねてみました。

すると、


 特にないです

 ただ痩せすぎているとおもうので、体重増やしたいんです。


んーっと。


高齢と呼ぶには早いかもしれませんが、年を重ねて太っていいことなんて、ないんです。

ひとそれぞれの適正体重があって、やせていてもそれが体にとっては


 ちょうどいい


ってことは多々あります。


他人や平均と比較して劣等感いだいても、憤りをかんじても、いいことないです。


腸をもんで冷えを少しでも解消していきましょう、という目標は設定して、

冷えないじぶんが氣にいれば、やせていることに不満がなくなるかもしれません。


太ることに対する明確な目的やメリットを感じていないままでは太れませんがな。

太っても冷えが解消するとは限りません。


それよか、腸をもんで自律神経のバランス整えた方が得策です。

カラダはいい塩梅になるようにプログラムされているんですから。


そうしていい状態、素敵なじぶん だと思えるようになった先には

ふとっていても、そうじゃなくても 充分すぎるほど魅力的なわたしがいるはずです。