おはようございます。腸セラピストで養腸家のmanoです。


 薬のまずして おのずからいゆる病多し。

 是を知らで みだりに薬を用て 薬にあてられて病をまし

 食をさまたげ 久しくいゑずして 死にいたるも亦多し。

 薬を用る事つつしむべし。


これ「養生訓」にある一文(のよう)です。

※「のよう」と書いたのは自分で原文を確かめてないから。おそらく原文だと思いますケド。


原文のママでもなんとなくわかる・伝わるニュアンスですね。


私の勝手な意訳によると、こんな感じ


 薬を飲まなくても、自然と癒える病氣は多い。

 これを知らないで、みだりに薬を乱用したために、

 (その薬にカラダが)やられて病氣が多くなり、

 食事もできなくなり、長い間治らず、亡くなってしまうことも多い。

 薬の多用・乱用は慎むべきである。


という感じかなー。


現代でもいませんこと?

薬並べて自慢している方とか。

本当にね必要な方は飲んだほうがいいと思いますですよ。


大量の薬飲み続けられるってことはサー、肝臓をはじめとする内臓さんたちが

相当元氣な証拠です(と私は思ってます)。


ごめんね。イヤミっぽい聞え方したら。


というのも、5年くらい前になるかなー、私自身がこの体験をしました。


過度のストレスから胃がもたれて、お腹も空かないし、美味しくないし、

それを何とかしたくて胃の消化を助けてもらうような漢方系の薬と胃薬を

処方してもらいました。


続けること数ヶ月。


自分自身がストレスの原因との向き合い方が解決していないもんだから

胃の調子はよくないまんま。

よくないまんまということを医師に伝えると、さらに薬を追加。

すると薬によって、ますます胃の動きが低迷・迷走。


ネガティブスパイラルに突入すると、あとは早いね~。

薬を飲むほどにカラダはより一層キツくなります。

水を飲むのも苦行に感じる毎日。

ついに1日キウイ1こ、キャベツの葉っぱ1/2枚くらいの食事量の日も出ました。

(それでも体重って減らないのよ~、食べなさすぎってダメね。

カラダが生命維持装置働かせるんだろね。)


おっと脱線。


でどうしたか。


薬を飲むのがあんまりしんどくていやになって全部止めちゃったの。



そしたら、、、


数日後にお腹がちゃんと空いてきた。

本来&本能でもある、

 お腹が空いた

という感覚と感情がムクムクと甦りました。


それから薬という薬は一切飲まない日々に変更。

おかげで体調がすこぶるよくなり円満解決。


とはいえ、絶対に薬は飲まない!なんて主義でもなく。

頭痛がしんどいときや一時的に症状がひといときには薬を用います。

薬の継続服用はしなくなったという意味です。



これはあくまでもmano個人の経験・体験です。

個人差がありますし、全ての方にこの方法が当てはまるなんて思っていません。

だから、マネっこする必要もないです。


それでも、薬は自分にとって強すぎ・異物・不要なものだったようで。


できるだけ食べ物(という名の薬)や習慣でカラダに備わっている

自然治癒力なるものを時間をかけて引き出そうと思ったのです。


腸セラピスト・真野わかのココハナ(ここだけの話)-薬イメージ

写真はイメージです。本文とは関係ありません。



薬より信じるモノ、一番身近にあるんじゃないかな。