おはようございます、腸セラピストで腸育研究家のmanoです。
たまには腸セラピストっぽいことも書かねば(汗)
ということで、今日はお腹が下る方のお話。
腸セラピーや腸マッサージって便秘によさそうというイメージが強いと思います。
実際、取材などをお受けしたときも、そのほとんどが便秘解消やダイエットというテーマ。
だから、便秘やダイエット≒腸セラピーという構図が出来上がりやすいのですが、
腸セラピーは下痢にもよいんですよ~。
でも下痢ってナニ?
下痢とは1日の排便回数は関係なく、その状態が泥状や水状のこと。
下痢の発生は、腸の働きと密接に関係していて。
まず小腸では、胃から運ばれた内容物の消化や吸収が行われます。
※免疫機能も担ってます
このとき、小腸で吸収されずに残った内容物が、便となるため次の大腸へと運ばれます。
大腸では小腸からやってきた内容物の水分吸収が行われ、徐々に内容物が硬くなって便になります。
また、便を出口付近の直腸へスムーズに運ぶために、大腸の粘膜から水分が分泌されます。
ということは・・・。つまり、大腸は、
“内容物を便にするために水分を吸収する” 働き
と、
“大便を運ぶために水分を分泌する” 働き
を同時に行ってるんです。
で。
大腸が正常に働いているときは、この水分の吸収と分泌のバランスが保たれている状態です。
水分の吸収 = 水分の分泌
でも、下痢は水分の吸収と分泌とバランスが崩れ、結果的に便の水分が多くなりすぎた状態です。
水分の吸収 < 水分の分泌
その原因は、
① 内容物が腸を速く移動してしまい、水分が十分に吸収されなかった
② 腸から分泌される水分や粘液が多くなりすぎた
③ 腸の粘膜の病変などにより、腸の水分吸収能力が低下した
ナドナド。
で。
腸セラピーや腸マッサージは腸本来の動きに近づけることを目的としたケア法。
だから、下痢の(上記の①や②に該当する)方に知っていただいて、実践してほしいんですね。
mano流の腸セラピーや腸マッサージは
全然痛くないです~
参考・出展元:
ライオン株式会社「健康キレイナビ 」
腸内クリーニングで10歳若くなる(光岡知足 著)