多くの酒飲みにとって憂鬱なことの筆頭が健康診断である。ブロ友の皆さんも数日前から飲酒を控えたりして、体調を整えて受診されている。素晴らしいことだ。私も健康診断のことを考えると心配で心配でたまらなくなり、健診前日などは、不安を紛らわせるために普段よりも飲み過ぎてしまい、最悪のコンディションで受けることになる。
二日酔いの頭で問診表を書く。なになに?飲酒頻度?「(今後はもう絶対に)飲みません」などと嘘を書く羽目になるのだ。
もうこれで気づいたよね?多くの日本人をこんなにも憂鬱にしている健康診断って本当に必要?本当にそれで健康になった?むしろ逆じゃない?思い出してごらん?あの、健康診断のことなんて考えずに、自由に自分らしく生きていた日々を✨
日本では企業が従業員に健康診断を受けさせる義務がある。なので「私は受けません」などと言うとたちまちめんどくさいヤツというレッテルを張られるだろう。
「プライバシーの侵害だ!身長体重はじめ、超個人情報を医療機関とはいえ他人に知られる筋合いはないのだ!」などと喚くとたちまちヤバいヤツというレッテルを張られるだろう。
「病院と製薬会社が儲けるためにありもしない病気をわざと作っているんだ!」などと叫ぶと頭のおかしいヤツ認定、おめでとう御座います🎉
私も一応サラリーマンなので健診は受ける。その結果が先日返ってきた。皆その場で封筒を開封し結果に一喜一憂している。
そんな中私は、その封筒を開封もせずにゴミ箱に叩きつけたのだ。静まり返る職場。
「いいですか皆さん、量子力学の考えでは物事の結果は観測された瞬間に確定するのです。つまり、あなたが健診の結果をみて肝機能が異常であると観測した瞬間に、あなたの肝臓は悲鳴をあげるのです。それまでは肝機能の数値が正常な状態と異常な状態が重なり合って存在しています。ということは、診断の結果を見なければ我々はずっと健康でいられるのです!」
最近なぜか量子力学にハマってしまった。ミクロの世界は不思議だ…。アインシュタインは言った。あ、飲酒したいん🍺じゃなかった、神はサイコロを振らない🎲
「さすが山根さん!」
「目が覚めました!」
「男の中の男!」
「そこら辺のアル中とは一線を画してますね!」
フッ…私を誰だと思っているんだ?アルチューセッツ後悔大学を酒席で中退したパン山だぜ?
そして、みんながいなくなってからゴミ箱から拾った健診結果がこちら。