今一番気になっていることですか？そうですねえ…パラグアイ人の腹具合です‼️
……。
……。
おもしろいってなんなんすかね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)
最近聞いてなるほどなあと思ったのは「おもしろいこととは、分からないことである」という話。例えば、パチンコ。なぜ人はハマるのか。昨日は5万負けた。でも今日は10万勝てるかもしれないじゃないか。勝負はやってみないと分からない、だからおもしろいんだ。多くの人はそんなふうに考えている。
しかし、パチプロと呼ばれる人がいる。彼らの打ち方はボーダー理論というもので期待値以上に回る（勝てる）台、つまりは少ない金額でいかに多く抽選を受けられるか、だけを考えてひたすらに打ち続ける。その日10万負けたってなんとも思わない。一月単位や年単位では必ず確率は収束すると分かっているからだ。
だから激アツリーチが来て、台がド派手にピカピカ光ろうが、どうでも良い。さっさととばしていかに期待値を稼ぐかが重要な訳。こうなると単なる作業。ドキドキもワクワクもない。きっと全然おもしろくないだろう。
推理小説だって、犯人やトリックが分からないからおもしろい。まあ、世の中には水戸黄門がおもしろいなんて人もいるんだろうけどサ。
「きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳。ダスキン呼ぶなら100番100番」きんさんぎんさんは100歳になってから国民的な人気者になった。いろんなテレビに出たり、CDデビューをしたり、天皇陛下と会われたり、103歳で人生初の台湾への海外旅行をしたりした。
実は100歳のときお二人とも中度の認知症であったそう。しかし、全国各地に出かけたり、リポーターからいろんな質問をされるうちに、真っ白だった髪に黒髪が増え、気づけば認知症は改善し、ドラマのセリフを暗記できるまでになった。
きんさんぎんさんにとって、毎日が知らないことだらけで、おもしろくて仕方がない日々だったのではないかな。ある時こんな質問を受けた。「稼いだお金はなんに使いますか？」
二人はにっこり笑って答えた。「老後の蓄えにします」
東京都知事選が世間を騒がせている。とはいえ小池氏が圧倒的に優勢なようだ。なぜ若者が選挙に行かないのか。政治なんかで世の中が良くなる訳がないと分かっているからだ。今のやり方のままならそうかもしれない。でも今まで選挙に行っていなかった50%の人が、フラットな目で政策を見て、本当に東京都のことを考えている候補者に投票すれば…。まだ分からない。そうなればおもしろいのになあ。
最後に、酒はどうか。飲まない人はきっとこう言うだろう。「毎晩飲んで、最後は酔いつぶれて寝るだけでしょ。いつも同じじゃない。」なるほど、一見結果は分かりきっているように見える。そんなのって全然おもしろくないじゃないか。
違う。私は今、人類史上一番喉が渇いた状態でビールを飲もうとしている。はじめての試み。こんなことしちゃったら、頭がおかしくなるかもしれない。こっちの世界に戻って来れなくなるかもしれない。こんな胸のドキドキってほかにないから。
そして、しばらくすると世界がぐるぐる回りだして、最後は一体今夜はどれだけ飲んだのか分からない。ここがどこだかすら分からない。自分がなぜに嗚咽を漏らしながら炭坑節に合わせて盆踊りを踊っておるのかも訳わかめ意味とろろ。
今夜も訳が分からなくなることが分かっている。こんなにもおもしろいことはない。