毎年ボジョレーヌーボーが解禁されるのが楽しみでしてね。11月の第3木曜日。解禁までカウントダウンなんかしてね。日付が変わった瞬間にカンパーイ!なんつって。あけおめー!なんつって。ことよろー!迎春ー!いや、まだ秋だから。


もしも、このボジョレーを解禁前に飲んじゃうとどうなるのか。罰則はあるのか。逮捕されちゃうのか。


これには、日本ボジョレワイン委員会の方がインタビューに答えている。


担当者「皆さん、きちんと解禁日を守っているので、そのような例は聞いたことがありません。罰則も聞いたことがありません」


なんと、日本だけではなく世界中でいまだかつて、ボジョレー の解禁日を破った人は一人もいないのだ。人類もまだ、捨てたもんじゃない


どの年のボジョレー が1番美味しかったか。これはワイン通の間でも意見の分かれるところ。プロはどう見ているか。各年の評価を見てみよう。




この中でどの年が1番美味しかったかわかります?2003年の「110年ぶりの大当たり」これでしょうね。これを書いた人は110年前にも飲んでるのだから、推定年齢は130歳ぐらい?ワインの健康効果ってすごい‼️


しかし、私がキムタクなら「ちょまてよ」と言うところだ。2011年「100年に一度の出来とされた03年を越す21世紀最高の出来栄え」こっちですね。危ない危ない。


いや、2005年の「これぞ、ザ•ヌーボー」2009年「過去最高と言われた05年に匹敵」。これも怪しいな。


つまり、ワインのどこを重要視するかによる訳。1983年「これまでで1番攻撃的な味」。あのね、ワインを味わう上で最重要なことは、攻撃性。83年のボジョレー は口の中で大暴れしよりましたわ。そういう意味では83年のボジョレー が最良と言える。


いろんな意見があるだろう。でもね、正解は2015年なんだ。


「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」


だって?あの?グレートヴィンテージを思い起こす?グレートヴィンテージって一体何⁇


この評価を見ていて気がついた。ボジョレー って毎年毎年常に過去最高の美味しさを更新し続けているのではあるまいか。実際は分からない。しかし、ワイン職人は毎年今年のボジョレー が過去最高!という思いで出荷しているんじゃないかな。


だから、2015年よりも16年のボジョレーの方が美味しいし、2023年のボジョレー は、なんと!あの2022年を超える美味しさだったはず。果たして今年のボジョレー の出来はどうなのか今から気になって仕方がない。


ビールが美味しい季節になって来た。晩酌の時間が待ちきれない。この気温、喉の渇き。もしかしたら今夜のビールは今も語り継がれるあの1976年の美味しさに匹敵するのではないかと期待している。(今年も解禁されて評価コメントを見るのは楽しみですが、ボジョレー は飲んだことありません)