Excite:ついに日本デビューということで、今の気持ちを教えてください。
タクヤ:日本は僕の故郷でもありますし、デビューすることが出来て本当に嬉しいです。やっとここまで来れたという感じです。
サンミン:長い準備期間にダンスや歌の練習をたくさんしていたので、いろいろ楽しみにしています。
ヨンソク:このシングルの準備を長い時間をかけて行っていたので、今は早くファンの皆さんと一緒に楽しみたいです。
シン:CROSS GENEの音楽を今まで以上に広く知って頂く機会が出来たので、とても光栄に思っています。
セヨン:メンバーみんな同じ気持ちだと思うんですけど、CROSS GENEの音楽を日本で知っていただける機会をもらえて嬉しいです。
キャスパー:日本デビューが決まって本当に光栄です。多くの方に僕たちの音楽やパフォーマンスを楽しんでもらえる素晴らしいチャンスを頂けたと思っています。
Excite:日本デビューまでの流れを少し教えてもらってもいいですか?
タクヤ:昨年の6月に韓国でデビューをして、そこから2ヶ月間程、韓国でプロモーション活動をしていたんですけど、その後は日本デビューに向けて個々のスキルアップと、「Shooting Star」の楽曲の制作だったり、レコーディングだったり、ミュージック・ビデオを撮ったりしていました。
Excite:期間的にはわりと余裕がありましたか?
タクヤ:かかった時間だけを考えると長いと思われるかもしれませんが、僕たち自身は準備している間、もっと時間があればいいなって思うくらい、忙しくしていました。
Excite:皆さんは今、共同生活をされているそうですが、せっかくなので、自己紹介ではなく、それぞれメンバーの紹介をしてみてもらえますか?
タクヤ:サンミンは僕らの中でもムードメーカー的な存在で、常に明るい性格です。僕たちの韓国でのデビューのときにある音楽番組に出たんですけど、リハーサルのときに予定にないことをし始めて大ボケして盛り上げてくれました。
サンミン:ヨンソクはメンバーの中で歳が一番下で、弟的な存在なんです。だから年上のメンバーに対して愛嬌を振舞ったりすることも多いのですが、たまに、僕らが驚くようなすごくしっかりとした一面を見せてくれたりもします。それから、いつも一番早く起きていて、僕らのアラームの役目もしてくれています(笑)。
ヨンソク:シン兄さんは繊細なところがあって、面倒見がいいです。お兄さんらしく僕らの世話をしてくれます。それはとても有難いし、いろいろおごってくれたりもします(笑)。
シン:セヨン兄さんは新メンバーなんですが、セヨン兄さんが加わってくれたおかげで格好良いメインビジュアルが一人増えました(笑)。歌もとっても上手いし、ピアノも弾けるし、これでチーム内の体制が整ったという感じです。
セヨン:キャスパーは誰が見てもわかるように本当に男前なんですが、見た目だけじゃなくて中身も男前です。でも、それに反して、掃除とか整理整頓とかが得意だったりもします。
キャスパー:タクヤは一見、クールであんまり話をしないように思われるんですが、仲良くなるとすごくいろんな話が出来る相手です。物分りも良いですし、歌の練習もすごく一生懸命しています。あと、スタイルが良いのに、よく食べます(笑)。
Excite:デビュー曲の「Shooting Star」についてお聞きしたいいのですが、曲を聴いたときの第一印象はどうでしたか?
シン:テンポのある明るい曲で、いい意味での中毒性もあり、CROSS GENEの色が出せる曲だと思いました。
キャスパー:いろんな音楽の要素が入ってる曲だと思います。
Excite:歌詞についてはどんな印象を持ちましたか?
ヨンソク:とても切ない歌詞だと思います。愛している人がいて、その人とのラブストーリーを描いた曲ですが、悲しくて、切ない気持ちなんですよね。近づきたいのに近づけないとか、歌うときもそんな気持になって歌っています。
Excite:キャスパーさんとサンミンさんのラップの掛け合いも格好良いです。
キャスパー:パートは作詞家の方が僕らの声の特徴を考えて決めてくれたんですけど、サンミンは日本語を勉強してるので、日本語の部分は担当してもらってます。二人の声の質が違うので、サンミンがローラップ、僕がハイラップを担当して、それぞれに自分たちのスタイルを出すようにしています。
Excite:レコーディングでの印象的な出来事はありましたか
タクヤ:「Shooting Star」のレコーディングは、日本でやったんです。山梨県の山中湖で合宿をしたんですけど、なぜか僕たちが日本に来るたびに雪が降るんですね(笑)。それで、そのときも雪が降ったというか、大雪だったんです。もともと周りに何も無い場所で、コンビニに行くのにも車を使わなくちゃいけないところだったんですけど、そこにさらに大雪が降ったので、全く外に出られない状態になってしまって。本当の意味での山篭りを体験しました(苦笑)。
セヨン:日本でレコーディングをしたこともあって、スタッフさんとかとのコミュニケーションを日本語でするようにしていたんですけど、僕らがそれぞれ言われた日本語の意味を間違っていたりして、みんながバラバラのことをしてしまうことがありましたね(笑)。
Excite:タクヤさん以外の方にお聞きしたいのですが、日本語の歌詞を歌うのはやはり難しいですか?
キャスパー:僕も除いてください!僕のパートは英語だけなので(笑)。
シン:歌詞の内容は翻訳を見ているのでわかってはいるんですけど、やっぱりイントネーションは大変でした。なるべく自然な日本語に聞こえるように頑張りましたが、完璧にするのはちょっと難しかったです。
ヨンソク:長い時間をかけて準備してきたのに、発音だったり、表現が上手くいかなかったりしたときは、すごく辛かったですね。
Excite:タクヤさんは他のメンバーのレコーディングについてどんなふうに感じていましたか?
タクヤ:勉強しているとはいえ、みんな日本語という他の国の言葉で、難しいと思うのにすごく一生懸命やってくれていたのが一緒にいて伝わってきました。わからないことがあるとすぐに僕に聞きに来てくれたり、そういう努力する姿を見て、僕も同じチームとして嬉しい想いがしました。
Excite:デビュー曲ということで、「Shooting Star」がCROSS GENEの名刺替わりになると思うのですが、特にどんなところに注目して欲しいですか?
タクヤ:やっぱり僕たちがアジアグローバルユニットというところです。曲にもミュージック・ビデオにもそういった特徴が出ていると思います。楽曲は、日本語バージョンと韓国語バージョンがあって、ラップは英語だったりするし、ミュージック・ビデオでは、映像の背景にアジア的な画が使われていたり、ダンスに剣を取りれたりもしています。そういったオリエンタルな要素を感じてもらえたらなと思います。それから、「Shooting Star」は長い間準備してきた曲なので、この間に僕らがスキルアップしたところも感じてもらえたら嬉しいです。
Excite:今のお話にもありましたが、スタイリッシュかつアジア的な要素のある素敵なミュージック・ビデオになりましたね。
キャスパー:剣を使っているところが特別なところじゃないかなって思います。剣とダンスを融合していて、その剣が輝くという。そして、音楽とダンスが上手く混ざり合っていい仕上がりになってると思います。
シン:でも、撮影のときはその剣にみんなが慣れていないので、何回も途中で折れてしまって。折れたら直して、折れたら直してというのを繰り返して大変でした(苦笑)。
サンミン:あと、観ていただけるとわかると思うんですけど、僕は最後のブレイクの部分にとても難しい振り付けがあって、それを何回も何回もやり直してたら、肩に負担がかかってしまって病院に行きました。今は大丈夫ですよ(笑)。
セヨン:僕は全部が初めてのことだったので、全てが印象的な出来事になりました。特に、出来上がったときの特殊効果には驚きました。セットの中でやっていたので全然違いましたね。
Excite:カップリングの「solar」についても聞かせてください。
タクヤ:solarは太陽という意味です。アップテンポで明るい曲調の「Shooting Star」とは違って、もう少し穏やかでしっとりとした曲になっています。聴いていて落ち着く感じの曲ですね。 ヨンソク:重めの曲調だったので、歌うときはちょっと暗い気持ちになって、一つひとつの言葉を伝えられるように意識しました。
Excite:日本のファンに対しては、どんな印象がありますか?
キャスパー:この間、久しぶりに日本武道館でのイベント(韓国ドラマ『ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~』のファンイベント)で日本のファンの皆さんとお会いしたんですけど、僕たちだけのイベントではないのにすごく温かく迎えてくれて嬉しかったです。多くの方が来てくださって、情熱的に応援してくださったので、それが今、私たちにとっての原動力になっています。これからもやるべきことを一生懸命やって、皆さんに喜んでいただけるようにしたいです。
Excite:そのイベントはシンさんが出演していたドラマのイベントでしたが、シンさんは役者としての自分を知ってる人たちに、歌手としての自分を見せるとき、何か意識することはありますか?
シン:特に意識することは無いですね。役者としての活動もこの一年はしてないですし、今はCROSS GENEとしての活動に最大限集中したいと思っています。僕自身がどう見られるかじゃなくて、CROSS GENEの音楽がみんなにどう見えるのか、そういうところを一番に考えています。
Excite:では、最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
キャスパー:I love you forever. Please love me forever too.
セヨン:早く他のメンバーに追いつけるように頑張るので見守ってください。
シン:「Shooting Star」を友達だったり、家族だったり、いろんな人と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
ヨンソク:CROSS GENEもそうだし、僕たちの音楽もそうだし、みんなにたくさん愛してもらって、早くステージで披露して一緒に楽しみたいです。
サンミン:「Shooting Star」といえばCROSS GENEと覚えてください!
タクヤ:新メンバーも加わって、また今までとは違った新しいCROSS GENEをファンの皆さんにお見せできると思います。まずは「Shooting Star」を通して、僕たちのことをもっと知ってもらって、僕たちも「Shooting Star」をたくさんの人たちに聴いてもらえるよう努力して行きたいと思います。こからも応援よろしくお願いします。
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