パパ、これからの戦いに備えて夕飯を食べる
食いしん坊ママ、さすがに痛さで食べられない・・・
こういう時に限って、岐阜のお土産やら、京都のお土産を頂き
とても美味しそうで高そうなお菓子。目は欲しくて欲しくて・・・・
気持ちだけは、どうしても食べたくて手に取ってみるも結局痛さで食べられなかった
そのくらいの痛さ
19時30分くらいになったところで、その痛みもかなり増してきた・・・・
ちょうど、テレビでは「ぴったんこカンカン」をやっていてキムタク、泉ピンコ、安住アナが近くの横浜橋商店街でロケ
近くの商店街なだけに、テレビに夢中になって少しは痛みも紛れたと思う・・・(やっぱ家だといいわ~)
途中、家の中を歩き回ったり、いろんな体勢で痛みから逃げ
20時30分くらいからは5分おきの間隔。
痛みが来るとパパがマッサージという繰り返し。
manoのときもそうだったけど、このマッサージが最高に効く
パパのマッサージがなかったら、絶対に乗りきれなかった・・・ほんとに凄いんだ
なるべく、パパに負担をかけないよう1人で頑張りたかったけどやっぱり、あの痛さ。1人では無理でした
パパなしには、manoもLioも自然分娩でいけなかったかも・・・
だから、パパに感謝感謝だね
5分間隔の陣痛が続き間隔が縮まらない
「きっと、まだまだだね・・・一体子宮口今何センチ開いてるんだろう・・・陣痛の間隔が2分おきくらいになるまでは、まだ長い道のりだよね・・・」夕方の子宮口3センチ。2,3日のうちには生まれるかも、お医者に言われた言葉がひっかかっていて、そんなすぐに病院へ行く気にはなれないママ
そして、PM11時過ぎたころ、痛みもヤバイ
絶対に今回は声をあげたり、叫んだりしないぞ!!!って心に決めていたけど勝手におたけびが・・・
さすがに病院へ電話23時44分。
「とりあえず、来てください」とのこと。
玄関から車に乗り込むまでに3,4回もいきみ歩けなかった・・・
病院到着までに車の中で何回いきんだだろう・・・
パパ運転しながら必死でマッサージしてくれました
病院到着。
緊急外来から入り看護師さん待ってる間もいきみが・・・
その姿をみた看護師さん慌ててた
(この時まで、この痛みは陣痛だと思い込んでいたから既にいきみだったとは考えてもいなかった)
とりあえず、診察台~陣痛室の流れを想定していたのに
23時25分。いきなり分娩室に入れられ
看護師さんが「いきみです!!!!!」って誰かに報告してた。
その直後、5.6人位いたのかな~お医者さん、助産師さんやらがゾロゾロとママの周りに集まり・・・
とにかく、そごいスピードで皆さん動いてたから、ぼんやりと「ドラマとかでよく見る救命救急みたいすごいな~」って思った。
「診察しまーす。内診でーす」とお医者様。
「子宮口全開!!!!」
ママ、パパ「え・・・・・・・・全開??????」早い。夢のよう。全開になるのを、待ちわびていたから
すぐに、痛さが・・・「はい。いきんでくださーい!!!!!」と助産師さん。
パパもびっくり「えっ?????????も、、、、もう、、、、、もうですか????????」って
ママももちろんびっくり。「えっこれっていきみなの?????ってことはもうすぐなの????」
状況を把握しきれないパパとママ。
でも、いきみが何度も何度もくるので、必死でいきむママ。
とにかく、緊急だったから分娩台の準備も完了してない肩のあたりと腰のあたりにある支える棒も準備できぬまま進んでいるのでパパの手をその支えにしてしがみつくママ。
何回目のいきみだったかは、分からないけど
力を振り絞り・・・・・ツルっといった感じが・・・・
オギャー!!!!!!って!!!!!!!
日にち変わって12月4日AM0時38分
泣いてる
大きな声をあげてお猿さん誕生
やっぱりこの瞬間には、感動のドラマがあった
一番感じたのは達成感かな~
パパ、ママと、Lioくんの3人で2時間。この状態で過ごしたんだよ
この後、パパは帰宅。
パパ、ありがとうLioくんという命。
これからの時代を生きる1人の人間。最高のプレゼントだね
この授かった命。パパとママで大切に育てたい
Lioくんmanoくんが幸せでいてくれることが、パパとママも幸せ
新しく家族4人。助け合って
いつもみんなが笑っていられる明るい家族でいたいね