鬱で調子が悪い時に、いい本に出会えました
私は調子がよくて動ける時は本とか集中して読めなくて、逆に鬱になって動けない時は本が読めたりする傾向にあります
話が逸れましたが、いい本っていうのは 野波ツナさんの
「旦那(アキラ)さんはアスペルガー 4年目の自立!?」
というコミックエッセイです
主人公 野波ツナさんが受動型アスペルガーである旦那さんのことをリアルに描いているのですが、その中で
発達障害者の支援者であり教育者である柳下記子さんのお話というのがあり
「子供になるべくお父さんのいいところを話してあげて。父親を嫌う子供は自分のことまでも嫌いになりかねません」
と書かれてありました。
「お父さんきらい、お母さんもそう言ってたし。・・・でも私はそのお父さんの血を引いているんだ。。お父さんに似ているところあるし。。」
と自分のことを嫌いになっていくそうです。
私のこと、そのままでした
父のこと、嫌っていました。
でも父のいいところ(私の父の場合、私の夫を評価してくれるところです)に目を向けるようにすると、自然と嫌いとか思わなくなって、
そしたら自然と自分へのダメ出し感情もなくなって、自己肯定感が上がりました
不思議です
自己肯定感って、特技があるとか、人の役に立ってるとか、人並みに稼いでいるとか、普通であるとかそんなこと関係ないんですね。
何にもできなくても、自己肯定感は上がるんですね
「私、こんな人間ですけど、なにか?」
という境地になれました
本当の自分という幹を携えながら、自分が選んだ道を歩むために自分に合った工夫で生きづらさを解消して枝葉をつけていく、そういう時期にきたのかもしれません。