フィリピン航空⇔他社の乗り継ぎについて&フィリピン航空を利用した感想 | imaginbraker2のブログ

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前回の旅行で往復共にシンガポールのチャンギ国際空港でシンガポール航空⇔フィリピン航空の乗り継ぎをしました。
その際に特に預け荷物の取り扱いについて事前リサーチに結構困ったんで参考程度の忘備録として。
あと、フィリピン航空も何気に避けてたせいで初利用だったんで、特にプレミアムエコノミーの情報が少なかったんでその辺りも。

①預け荷物の取り扱いについて
今回は日本~シンガポールを特典航空券。シンガポール~マニラをフィリピン航空の正規割引航空券といった具合いに別々に手配した関係で、まずはシンガポール航空・フィリピン航空の両社に事前に乗り継ぎの情報を伝えます。
そうしておくと、遅延等のトラブル時に気休め程度の保険にはなります。
その際に乗り継ぎ時の荷物の取り扱いについて問い合わせました。
基本的にLCC以外のレガシィキャリアと呼ばれる航空会社同士を乗り継ぐ際は、例え別購入でアライアンス等が違ってても預け荷物は出発地から目的地まで通しで預かってくれる筈ですが、一応事前に確認しておきます。
その結果両社で見事に対応が異なりました。
シンガポールはタバコ一本から課税対象なんで、シンガポール乗り継ぎは可能な限りスルーが良いんです。
まあ、一旦入国して荷物をピックアップしなきゃならない場合は到着して入国審査場のフロアに降りる前の制限エリアに手荷物預かり所があって、24時間3ドルくらいで預けれるので、そちらを利用すれば大丈夫ですが、機内持ち込みにする必要があります。預け荷物に入れると問答無用で税関通過=課税になりますのでご注意を!
自分は毎回滞在中に吸う開封済みの1箱のみ申告した上で持ち込みますが、何故か毎回そのまま行けと言われます。
今回税関の支払いデスクの方が丁寧に説明してくれましたが、乗り継ぎの為に空港内で吸うと見なされる分は課税されない』との事でした。
ただ、法律的には1本から課税になってるので、ちゃんと正直に申告しましょう!
万一無申告で見つかった時は面倒な事になりかねませんので。あくまで申告して見逃して貰えたらラッキーくらいの気持ちです。

シンガポール航空の回答
基本的には可能です。ただし今回は乗り継ぎが多い(羽田発ソウル・香港乗り継ぎ)のでシンガポールで一旦荷物を受け取る事をお奨めします。復路については可能ですが、一度フィリピン航空の方に確認してください』
との事でした。
まあ、往路はマニラまでスルーにする必要はなかったし、確かにロスバケが怖いんでどのみちシンガポールでピックアップする予定でした。
で、次は問題のフィリピン航空に電話です。

フィリピン航空の回答
出来ません(by名古屋支店)』

マニラでシンガポール航空のチェックインが出来ないんで、シンガポール受け取りです(by東京支店)』

・・・どちらも即答でしたww

まあフィリピン航空だし仕方ないって事で諦めましたが、後日別件でフィリピン航空から電話があった際に念の為確認してみました。
何でシンガポール航空⇒フィリピン航空は可能で、逆のフィリピン航空⇒シンガポール航空は不可能なのか?
そしたら今度のオペレーターはちゃんと確認してくれました。
『規約上は確かに可能となっておりますが、マニラの地上スタッフ次第かと・・・』
と何とも歯切れの悪い回答。ただ妙に説得力がある回答ではありました(笑)
まあ結論は『行ってみないとわからない』でした(笑)

で、当日・・・。
多少身構えてチェックインカウンターに行くと
『シンガポールから先の乗り継ぎはありますか?』
とあちらから聞かれます。
そこでシンガポール航空のEチケットを提示すると
『荷物は名古屋までスルーにしますか?それともシンガポールでピックアップしますか?』
・・・・はい、普通にこちらから言うまでもなくちゃんと処理してくれました。
預けたスーツケースにはしっかり《NGO(名古屋)》と書かれたタグが付けられて流れて行きました。

結論;荷物はスルーで預かってくれた。

※ただし、当日のスタッフ次第の可能性もあります。

②フィリピン航空を利用してみて
正直事前に口コミサイトや旅行記でリサーチしてみても良い点を探す方が難しいくらいの散々な言われ様(笑)
何で当初は今回もシンガポール~マニラorクラークはLCCを利用するつもりでした。
ところが1ヵ月前の段階で荷物・座席指定を合わせると往復で軒並み3万円を超える運賃しかなく・・・・。
そんな中フィリピン航空の正規割引航空券が往復約27000円という値段で出てました。
勿論預け荷物も座席指定も機内食も込みです。
往路は3000円プラスで足元の広いプレミアムエコノミーにしましたが、それでも総額で3万円を切りました。

これだけ安けりゃ多少の事は我慢出来ます(笑)
それで実際に利用してみると、意外とネットの評判とは違いました。
※あくまで今回利用した個人的な感想です。また、機内設備は往復共にA321でした。

地上スタッフについて
チェックインカウンターのスタッフはシンガポール・マニラ共に他の航空会社と変わらず、笑顔もあり拍子抜けする程対応は良かったです。
ただ、特に今回は満席だった事もあって0時半のフライトで22時ちょっと前に並んだのですが、長蛇の列&みんな荷物が多いって事で、チェックインまで1時間以上掛かりました。
事前(24時間前から可)にWebチェックインして荷物だけ預けるカウンターは比較的空いていたので、そっちの方が良いかもしれません。
一方、悪評通りだったのが、マニラの搭乗ゲートのスタッフでした。
搭乗開始予定の時間になってもアナウンスは全くなし。
チケットに記載されてるゲートは全くあてにならない。
偶々飲み物買いに行く際に隣りのゲート見たら、自分の乗る便名の書かれたサインボードが掲示されてました。
その前には困り顔の白人の男女。
そのゲートに座ってたスタッフの女性に尋ねてみて2人の困り顔の原因が判明。
こっちが声を掛けてもスマホ弄ったままガン無視!
2人も苦笑しながら肩をすくめてます。
カウンターを手の平で強めに叩いて多少語気を強めて再度声を掛けると心底面倒臭そうな感じで『チケットに書いてあるでしょ!』と逆ギレ気味。
そのチケットに書いてあるゲートが3人共バラバラで、このゲートと違うから聞いてるんだよ!
ついでに搭乗開始時間も既に20分過ぎてんだよ!
結局隣りのゲートのスタッフに聞いたら、内線で問い合わせて新しいゲートをチケットに書き込んでくれました。

CAについて
こちらは往復共に申し分なかったです。
搭乗・降機時は笑顔でお出迎え。
機内サービスも食事中に飲み物がなくなればこまめに気付いて勧めてくれるし、ちょっとエアコンが強かったので上着を羽織ったら、気付いてすぐにブランケットを持って来てくれる。
しかもド満席状態で。
・・・コレ日系ですか?ってくらいサービス良かったです(笑)

機内設備について
今回は往路をプレミアムエコノミー。復路をエコノミーで利用しました。
まずプレミアムエコノミーですが、シートピッチは結構広いです。
あと、座席下に電源が設置されていて、日本のコンセントが使用出来ました
ビジネスクラスとプレエコの間に仕切りはなく、エコノミーとプレエコの間をカーテンで仕切られてましたので、比較的落ち着いた感じでした。
今回は最前列の座席を利用しましたが、上記の様にビジネスと仕切りがない為、この様に・・・・

目の前がビジネスクラスの座席となるので、大して倒れないビジネスクラスとは言え、多少の圧迫感はありますので2列目か3列目が良いかもしれません。
ただ、サービス等は一番最初に行われるのと、降機はビジネスに次いで出来る。
シートはゆったりしてて、電源もあるから暇つぶしにPCやスマホ(勿論機内モード)で動画見れる等、特に往路は深夜便だった事もあり、自分的には3000円の追加の価値はあると思いました。
ただここまで書いておいつ何ですが、プレエコは国内線のみの設定で、正確にはプレエコの座席を追加料金でエコノミーに開放してる扱いだそうで、機内食等座席以外のサービスはエコノミーと同じです。

一方復路の方ですが、当日プレエコに空席があったので変更しようか激しく迷ったものの、何事も経験&比較の為にそのままエコノミーに搭乗しました。

(⇧フィリピン航空)

(⇩タイガーエア)

・・・座席に座った感想は狭い!
昨年ジャカルタ~シンガポールで利用したLCCタイガーエア並でした。
ただ今回は最後列の座席で、隣り2席が空席(何故か最後列は両窓側に自分と白人男性だけで、他の乗客が空いてる通路側に移動しようとしたら、CAに止められてた)だった事もあってさほど窮屈な感じはしませんでした。
あと、機内サービスも前後から行なってたので、早かったです。

とまあ、あくまで今回に限って言えばネットの評判程悪くなかったどころか、コスパ的にもかなり良かった印象でした。
ただ、マニラは空港までのアクセスが大変というか、マニラがあまり好きではないので、今回みたいにあまりに価格差がない限りはクラーク直行のセブパシフィックかタイガーエアを利用します(笑)