こんにちは![]()
また前回の続きで、今回は
鍼灸の具体的治療方法・メカニズムについて
私が学んだことを書いていきます。
※漢方については、まだまだ知識不足なので私の記事では
あまり書かれません。スイマセン
鍼灸での具体的な治療方法とメカニズム
諸説ありますが、まず端的に、科学的?に説明するとこうなります。
鍼灸治療では、様々な神経の興奮により、
血管の拡張、ホルモン分泌、免疫系の活性化、
自律神経の調整などが行われるため
様々な効果が発現する
ざっくり笑
では、具体的にどんな治療方法があるか
・鍼
髪の毛ほどの細い鍼を
対応疾患に合わせて皮内、皮下、筋肉など
様々な深さ、角度で刺入したり、刺激します。
刺入した鍼を上下させたり、くるくるさせたり、
手技は様々。
あと、鍼にもいろんな種類があって、
刺さずに皮膚をなぞって刺激するものもあります。
刺入した鍼に電流を流す治療もあります。
・お灸
「もぐさ」という、よもぎの葉から作られた
ふわふわしたもの燃やすことで温熱刺激を与える治療です。
写真は、もぐさを小さくひねって円錐型にしたもの。
皮膚の上にのせ、火をつけて燃やします。
これも、対応する疾患にあわせて、
もぐさの大きさ、固さ、形、種類を選択します。
また、燃やし方も適宜かえます。
通常はじんわり熱が伝わるように行います。
疾患によっては、あえて火傷をつくる方法もあります。
・鍼・灸のメカニズム
上記の手技を行うことにより、
触圧感、深部感覚、温度感覚などの
様々な感覚をつかさどる神経が興奮し
血管を広げる反射が起きたり(軸索反射)、
身体を守る作用(免疫系)の活性化、
脳から「エンドロフィン」「オキシトシン」などの
ホルモン分泌が起こり、鎮痛・リラックス効果をもたらします。
また、自律神経の反射が起こり、
バランスを整えてくれる効果があります。
以上、ざっくりですが科学的?にみた、解説でした。
読んでくださってありがとうございました。
ちなみに、東洋医学的には
治療のメカニズムってどうなってるの?
というのは次の記事に!!


