ヴァィオリンの夕べ~村川千尋さんとともに | 札幌のイタリアンレストラン Mano e Mano のブログ

ヴァィオリンの夕べ~村川千尋さんとともに

歴史的な大雪の夜、マーノでは村川千尋さんのヴァィオリンとディナーを楽しむ会が催されました。

カウンターにクリスマスキャンドルを飾り皆様をお迎えします。

今夜のメニューはお客様の数だけ心を込めて手書きいたしました。

千尋さんが生涯のテーマにしていらっしゃるバッハの無伴奏ヴァィオリン曲から、パルティータ3番より抜粋プレリュードガボット、ヴァィオリンソナタ1番アダージョ。それに季節に合わせてクリスマスメドレーをご披露くださいました。

こんな小さな店でも音の響きは上々です。演奏の合間のお話もバッハ愛に満ちていて、演奏家としての千尋さんの一面を垣間見ることができました。

今回千尋さんは愛器を2挺お持ちくださいまして、うちうちのライブということもあり贅沢にも聴き比べ体験までさせていただきました。2挺ともイタリアのもので、ゾルチとロッカという大変高価な逸品です。所謂名器とよばれるヴァィオリンのエピソードも大変興味深いものでした。

さあ、演奏のあとはいよいよディナーの始まり!











千尋さんとご主人様。マーノからの花束を抱いてとても幸せそうな笑顔の千尋さんです。
演奏会のあとはすぐさまご帰宅されることを常としていた千尋さんですが、今夜はゲストとの距離にとても温かいものを感じたそうで、一緒にディナーを楽しむこととなりました。

皆様、お料理とお酒を堪能しつつ楽しいおしゃべりの花が咲きました。初めましてのお客様同士もすぐに打ち解けて、雰囲気は最高!こんな素敵な夜はそうそうありません。皆様ほんとうにありがとうございました。



ユリ根のリゾット伊産キャビア添え

北あかりのニョッキのペスカトーレ焼ウニ添えジェノヴァ風

阿寒産エゾシカヒレローストバルサミコソース

新年からも村川千尋さんのヴァィオリンの夕べは定期的に開催いたします。当ブログでお知らせいたしますので、ご興味のあるかたはお気軽にお問い合わせくださいませ。011-616-8616