母とは | 札幌のイタリアンレストラン Mano e Mano のブログ

母とは

おとといの荒天で札幌は秋から冬にシフトしましたね。あまりの寒さにファーのスヌードを購入しちゃいました。おしゃれして寒さも楽しまないと!


昨日は東京の同級生の弟さんが、旭川に単身赴任中とのことでマーノにいらしてくださいました。初対面でしたが共通の話題がたくさんあり、楽しい夕べとなりました。

こちらは、9月に私が日本橋高島屋に出張した時の写真です。私の左側の女性が彼のお姉さま。

実は、先日おふたりのお母様が天に召されたのです。出張した時は入院されていたのですが、まさかこんに早く亡くなるとは思ってもいませんでした。長生きしてほしい、そして親孝行したいと言っていた友の顔が忘れられません。

友は高校時代、管弦楽部でヴィオリンを弾いていました。今月末に創部50周年記念のステージがあり彼女もOG として参加します。お母様もきっと楽しみにしていたことでしょう。同窓生もそんな彼女を想い、素敵な演奏を天まで届けてくれるはずです。

そして、弟さんは北の大地でお母様の不在を実感しているようです。今は楽しかったことばかり思い出すともおっしゃっていました。

母とは、子供が辛いときも楽しいときも我がことのように思ってくれる唯一無二の存在です。きっと遠い空からふたりを見守り続けていらっしゃっいます。

弟さんをお見送りしたあと、淋しいこころが温まるような店でありたいとふと思いました。そう、母のようなぬくもりでおもてなしできればと。


単身中はなかなかお魚を食べられないということで、秋鮭のマリネをおすすめしました。