よく巷では、
「（筋トレをして）基礎代謝を高めましょう」
って言いますよね。
「代謝」って言葉よく聞くと思うんですけど、
一般的に使われている「代謝」の意味と、
アーユルヴェーダでいう「代謝」って少し違うような気がするんです。
一般的には、筋トレをして、
筋肉量を増やすことで、
代謝が上がり、運動していないときにでも
代謝量が増え、太りにくい（または痩せやすい）
カラダにする
というような意味で使われると思うんです。
でも、アーユルヴェーダでいう「代謝力を上げる」というと、
消化の良いものを食べること、
または重たい消化に悪いものをあまり食べないことで、
胃腸の働きを活発化し、
きちんと食べたものを消化し、吸収し、代謝するという
一連の流れをスムーズにすること
を意味してるんですね。
筋肉よりも内臓の働きを重視してますね。
実際、基礎代謝の消費量は、大人の場合
肝臓：２７%
脳：１９%
筋肉：１８%
腎臓：１０%
心臓：７%
だと言われています。
実は筋肉は１kg増やしたところで、
基礎代謝は１３kcalしか増えないんですね。
でも、筋肉を１kg増やすことって結構大変なことですよね。
特に女性はなかなか筋肉つきづらいですしね。
なので、↑の基礎代謝の消費量を見てもわかる通り、
内臓の働きをしっかりとさせておく方が
基礎代謝を高めるためには効果的と言えますよね。
だからと言って、「運動が必要ない」とは
私は思っていません
もちろん筋肉が多い方が、
基礎代謝も、活動代謝（動いてるときに消費するエネルギー）も、
多いのは間違いありません。
また運動をすることで、筋肉や心肺系の機能が強くなり、疲れにくくなったり、
血液がきれいになったり、
免疫機能が高まったり、
脳が活性化したり、
何より気持ちが元気になりますよね。
私は朝、軽い運動をしている日の方が１日調子がいいです
特に私のように４０過ぎてダイエットをするなら、
タンパク質も摂りながら、
運動をして痩せていった方が
肌や髪にもいいですし、
ある程度筋肉をつけながら痩せた方が
見た目も引き締まって若々しく痩せられますよね。
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