もう、当時のことは
あんまり覚えてないけど、
ひとつひとつ
小さなジャンプ台に立ち続けた。
人生に行き詰まってたからこそ、
もうここで立ち止まってられないと
わたしの本能が叫んでいて、
極限状態で、
もしかしたら、
この中に何か答えがあるのかもしれない。
たったそのひとつの思いだけで、
試行錯誤の繰り返し。
知識が増えていくだけじゃ、
手応えがなくて、
怖いもの見たさで、実験し続けた。
飛んだからって、
スッキリ爽快だったことなんて、
そんなになかった。
でも、「自分のため」に「自分」が
飛んであげれたことが心地よかった。
あんなこと言うんじゃなかった。
あんなこと言って、嫌われたかもしれない。
いつだって、後悔という罪悪感は
ペッタリと背中にくっついてた。
気持ち悪くて、
拭おうとしても拭えなくて、
苦しい時もあった。
でも、やっぱり
自分の本音を洗い出して、
どうしたい？って問い続けてたから、
たとえ、失敗したり、
本音と違うアクションをしても、
間違った方向にジャンプしてても、
今、何一つ後悔がない。
早すぎたとか、遅すぎたとかもないし。
ただ、知識を増やしていく中で、
「それ」を体感したくなった。
本当に「そう」なら、
わたしにだって「そうなる」権利も資格もある。
【特別な人だけ】という言葉は
どこにもなかった。
【誰でも】【あなたも】
そんな言葉ばかりだった。
だから、かっこ悪くても、
指差されて笑われるかもしれないし、
見下されるかもしれないけど、
自分の気持ちを
自分の本音を
大切にしてあげた。
本音って、
かっこ悪いけど、
「愛」がいっぱい詰まってる。
かっこつけたよくわからない「愛」よりも、
ジュワッとしてて、
まぁ〜るいほこほこな「愛」が好き
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