昨日の次男の誕生日、ワタシの母がやってきました。
誕生日だから、というのもあったのですがもうひとつ理由がありました。
それは「次男にして欲しいこと」があったから!
その「して欲しいこと」というのは、「ケータイにストラップを付けること」。
それくらい自分ででけへんのかいな?とお思いになると思いますが、
長~い伏線があるのです、この話には。
母は、ソロバンの方が間違わないからと言い電卓も使わないほどの超アナログ人間。
その母が何年か前、自宅の電話を買い換えた時に○TTのLモードサービスに加入。
Lモードサービスというのは、対応の電話の機械でメールやLモード用のwebを利用できるというもの。
ケータイや自分専用のパソコン持っていない母にはメールができる唯一の手段です。
ワタシや妹にはもちろん「孫」にも時々メールを送ってきています。顔文字付きで p(^-^)q
ただ、電話の機械でしか利用できないので自宅にいる時にしか使えないという、
ケータイユーザーからみれば不便極まりないサービスではあります。
でも、母はメールができればそれでもいいということで利用していました。
それがそのLモードサービスが打ち切られるという知らせが来たんだそうです。
1年くらいまえだったでしょうか・・・
たしか今年いっぱいか来年いっぱいまでの猶予はあるはずですが、母にとっては
いずれ「メールができなくなる」という危機が訪れたわけです。
なので、「いい機会だものケータイを買えば?」と勧めていたのですが、なかなかウンとは
言わずにおりました。
電器屋にいっしょに行くたびにケータイコーナーをウロウロして、あれはどう?これはどう?と
勧めましたが、Lモードが使えるうちは使うよと言い続けておりました。
書道で字を確認するのに辞書では字が小さくて画数の多い字が見づらいからと、
「電子辞書」に興味を持ち、リサーチしに行くつもりでいっしょに電器屋へ行ったにもかかわらず
速攻でその日に買ってしまったり、先日も記事にしましたが自室用のテレビ&ブルーレイレコーダーを
ポンと買ってしまう人なのに、なぜかケータイだけは伸ばし伸ばしにしていたその母がとうとうケータイを
買ったのです。
理由は「次男が手作りのストラップをプレゼントした」から。
去年、次男は京都へ校外学習に行き、その際「組みひも工房」でケータイストラップを作ったんです。
それをお正月に帰省した際にばあちゃんにプレゼント。
それで「ストラップをつけるケータイを買わなければ!」とイキナリ本気モードにスイッチが入り、
自ら電器屋へ出向き説明を聞いたりし始め、とうとう購入。
で、ストラップをケータイにつけるのを次男にしてもらう、と昨日訪ねてきたのです。
ストラップつけるためにケータイを買ってしまうなんて~
ストラップがメインなんでしょうか~
つくづく「孫」のパワーはすごいと思いました。
まぁ、いずれは買うつもりではあったんですが、その時期をうんと早めるパワーを持っておりました。
ウチにいる間に父とmaruko一家と妹夫婦のアドレスを赤外線で送り、ワタシのケータイに電話をかけたり
メールを送ったりと、少し使い方を練習して、そして念願のストラップを次男に付けてもらい夕方帰りました。
夜、10時ごろワタシのケータイに母のケータイから電話があったのですが、すぐ切れてしまいました。
折り返し電話すると「あ~、間違えてボタン押してん!」との返事。
頑張っていろいろ使い方を勉強しているようです
あ、そうそう!母に「おとうさん」もらいました。
「あちゃ!」とか「おやじ!がんも!」とかおしゃべりしてくれます